文化系アウトドア男子の冬アウターといえばダウンジャケット。おしゃれな大人たちが今年のスタメンに選んだ一着は? お気に入りの理由と着こなしを、セルフスナップで紹介する。第9回はUOMO本誌ではモデルとしても活躍、実はダウンが大好きという彫刻家の増井岳人さん。
「冬の主役はダウンジャケット。欲しいものがあるとついつい買ってしまい、クローゼットを占拠するほど持っています(笑)。でも結局、シーズン中に着るのは2、3着。毎年、冬のバイク用として着ているのが、カナダグースのエクスペディションパーカです。南極調査隊の科学者たちのために開発された、極寒地用のフラッグシップモデル。5年前に世界規格のレギュラーフィットのほうを買いました。日本人には日本規格が合うのかもしれませんが、ざっくりとしたオーバーサイズ感がカナダグースらしさだと僕は思っているので」
増井岳人さん(彫刻家)
身長180cm
ダウンジャケット:カナダグース
着用サイズ:XS
ニット:ラルフローレン
シャツ:ラルフローレン
パンツ:ラルフローレン
シューズ:ニューバランス
「レギュラーフィットはかなり大きめだから、サイズはXSで十分でした。ダウンがたっぷり詰まっていて、日本の気候にオーバースペックではあるんですが、真冬のバイクには心強い。アウターの保温力が高いので、インナーはいつも軽めにします。きょうはシャツとセーターにネイビーのチノパンをコーディネート。色鮮やかなレッドは、チノやデニムと相性がいいのも、つい着たくなる理由かもしれません」
「できるだけクリーニングに出さなくて済むように、襟もとの汚れには気を配ります。普段はタートルネックを合わせたり、ネックウォーマーを1枚かませて着るようにしています。バイクに乗らないときは、タートルネックのカットソー1枚でも十分なくらい。本当に暖かいんですよね」