2020年、待望のカムバックを果たした「パシャ ドゥ カルティエ」。若い頃、先輩がつけていた「パシャC」に憧れた人も多いんじゃないだろうか。今こそ真剣に、この名作の購入を検討したい。
CARTIERの「パシャ ドゥ カルティエ」
今選ぶなら、本命はやはり35㎜サイズ。手元の収まりがよく、さりげなくもつい二度見してしまう存在感は、流行りのシャツセットアップなんかとも相性がよさそう。クイックスイッチ機能を搭載しているので、付属のレザーストラップに交換してユニセックスのシェアウォッチとして使うのも簡単だ。とはいえ41㎜だって悪くない。もともとは1940年代の防水時計から着想を得たエピソードと、エレガントなスポーティウォッチという性格を考えれば、あえて大きいほうを選んでシンプルな服装の手元に際立たせるのもあり。ブティックで見比べてほしい。
パシャ ドゥ カルティエ 自動巻き。SS。(右)ケース径35㎜ ¥655,000・(左)ケース径41㎜ ¥710,000(ともにレザーストラップ付属)/カルティエ(カルティエ カスタマー サービスセンター)
Photo:Masahiro Okamura[CROSSOVER]
Stylist:Tatsuou Sakai
Stylist:Tatsuou Sakai