1960年に誕生した初代グランドセイコーの復刻モデルが登場。飾り気はなくとも、クオリティと信頼性の高さがにじみ出る真面目なデザイン、ライフスタイルやさまざまな価値観が変わり始めたこんなときこそ持っていたいのって、まさにこんな時計。
Grand Seikoの「初代グランドセイコーデザイン復刻モデル」
1960年に誕生した初代グランドセイコーのデザイン復刻モデルが登場、話題を呼んでいる。初代の佇まいを最も強く受け継ぐクラシックな18Kイエローゴールド製、現代的なブリリアントハードチタン製とあるが、今回紹介するのは当時ごく少数だけ製造されたプラチナモデルの復刻版。素材はプラチナ950で、このモデルのみダイヤルに18Kゴールドを採用。ブラックのクロコダイルストラップとの組み合わせにより、日本の時計らしい知的な美しさに仕上がった。グランドセイコーというブランドの魅力について今さら語るまでもないけれど、一つ言えるのは、ライフスタイルやさまざまな価値観が変わり始めたこんなときこそ持っていたい時計なのでは?ということ。飾り気はなくとも、クオリティと信頼性の高さがにじみ出る真面目なデザインは、つけているだけで気持ちが落ち着く。安心感がある。そしてこんな時計が60年も前から作られてきたという事実に、うれしくなる。手巻き。プラチナ950。ケースサイズ38㎜。¥4,000,000/グランドセイコー(セイコーウオッチ お客様相談室)
Photo:Masahiro Okamura[CROSSOVER]
Stylist:Tatsuou Sakai
Stylist:Tatsuou Sakai