2020.03.15

リーバイス®、ラルフローレン、ニューバランス…。令和に大人が着たい新・名品6選

80年代から’90年代前半、アメリカへの憧れを原動力に渋谷で流行した「渋カジ」スタイルのアイコン的アイテムが、令和の時代の空気をまとって再登場。これからの大人のコーディネートの中心を担ってくれそうな6アイテムを厳選した。

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#01 CHAMPION|チャンピオンのカシミヤ100%リバースウィーブ

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肌に優しいリバースウィーブには襟を立てたポロシャツとIDタグ アメリカものに惹かれたあの頃と好きなものは大して変わらないけれど、中高生には手出しできなかった「大人の素材」にも今ならトライしてみたい。例えばずっと変わらないチャンピオンの代名詞「リバースウィーブ」に、限定店舗でカシミヤ100%バージョンが登場した。こんなふっくらと柔らかいスウェットなら枯れ気味の肌に優しくフィットする。インナーにはシャツよりポロシャツ、しかも当時の当たり前だった「襟立て」が新鮮だ。映画『トップガン』の影響で爆発的にヒットしたステンレスのIDタグネックレスだって、今ならティファニーのスターリングシルバーがきっと似合う。つまりは形は同じで素材は大人、がかっこいい。形も素材も変わらないドーナツはいまだに好きだけど。スウェット¥100,000/チャンピオン(チャンピオン ヘリテージ タイムス ハラジュク) ネックレス¥53,000/ティファニー(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) ポロシャツ¥12,000/フレッドペリー(フレッドペリーショップ東京) Tシャツ(3枚組)¥5,000/ヘインズ×ビューティ&ユース(ビューティ&ユース 渋谷公園通り店) →【大人のシン・渋カジ#01】背伸びしない紺ブレと、優しいリバースウィーブ

#02 GUCCI|グッチのミッキーマウスパーカ

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いくつになってもミッキーマウス 渋カジのアイコンであり、ファッションとしても廃れることのない魅力を放つのが、ミッキーマウス。コワモテな風貌の若者含め、なぜかミッキーだけはあの頃から万人に愛されていた。同じく万人に愛されるラグジュアリーブランドのグッチがディズニーとタッグを組んだカプセルコレクションなら、もう鬼に金棒。特にオリジナルイラストとロゴが絶妙なミックス加減でプリントされたパーカは、大きめのシルエットで抜群の存在感だ。ちなみに新生・渋谷パルコの大きなトピックの一つはグッチの出店。「渋谷でグッチ」で大人がこの街に戻ってくる。パーカ¥127,000・ジーンズ¥110,000/グッチ(グッチ ジャパン) Disney×Gucci ©Disney →【大人のシン・渋カジ#02】グッチのミッキーマウスと、バナリパのアニマルプリント

#03 POLO Ralph Lauren|ポロ ラルフ ローレンのPVC素材ブラックウォッチトートバッグ

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ブラックウォッチって懐かしいのに新しい 初見の人は渋いのにチャーミングな独特な佇まいにぐっとくるはず。あらためて手にしたいPVC素材のバッグ、即買いがオススメだ。バッグ 縦37㎝×横48㎝×マチ17㎝ ¥38,000/ポロ ラルフ ローレン(ラルフ ローレン) パンツ¥16,000/Pt.Alfred パーカ¥7,264/MUJI Labo(無印良品 銀座) スニーカー¥34,000/ニューバランス(ニューバランス ジャパンお客様相談室) →【大人のシン・渋カジ#03】80-90年代渋谷の伝説的レコード店「WAVE」を知っていますか?

#04 Levi’s®|リーバイス®の「’93 501®」

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あの頃のリーバイスのいいとこどりだな ボトムといえばジーンズ、むしろ「リーバイス® 501®」一択だったと言っても過言じゃない。正確には渋カジ熱が終息しつつあった1993年にリーバイス®のグローバルスタンダードモデルとして誕生した「’93 501®」はアメリカ企画の501®とヨーロッパ企画の501®のシルエットやディテールを統合した名モデル。それをさらに現代的にアップデートした本作は大人に優しいストレッチ素材を採用し、バックポケットが大きめで、股上が深くテーパードがほぼかかっていない実直なストレートシルエット(シルエットは色違いを着用した#05の写真を参照)ながら、ヨーロッパらしい洗練されたフィット感が素晴らしい傑作。『カラーズ 天使の消えた街』(’88年)の影響で流行した右ポケットのバンダナチラ見せに対して、今ならそこにアイリッシュリネンの白ハンカチがあってほしい。ジーンズ¥12,000/リーバイス®(リーバイ・ストラウス ジャパン) ニットポロシャツ¥29,000/ジョン スメドレー(リーミルズ エージェンシー) ハンカチ/私物 →【大人のシン・渋カジ#04】やっぱり欠かせない、リーバイスとラルフローレン

#05 POLO Ralph Lauren|ポロ ラルフ ローレンのロンハーマン別注「オックスフォードコレクション」

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結局ラルフ ローレンは欠かせない 紺ブレにせよ、バッグにせよ、ラルフ ローレンの存在抜きに渋カジは語れない。当時のアップデートモデルを手に入れて今っぽく着こなすのもアリだが、ロンハーマンが別注した、紺ではなく「サックスブルー」のオックスフォードコレクションが爽やかで若々しい。スウィングトップ、開襟シャツ、バケットハットと、アイテムは当時と違うものの、30年たってもワードローブに欠かせない存在のポロ ラルフ ローレンから「力の抜けた」こんなカラーを選んでさらっと着こなせたら大人の余裕を醸し出せるはず。ジャケット¥28,000・シャツ¥16,000・ハット¥11,000/ポロ ラルフ ローレン(ロンハーマン) ジーンズ¥12,000/リーバイス®(リーバイ・ストラウス ジャパン) シューズ¥44,000/レッド・ウィング(レッド・ウィング・ジャパン) バックパック¥22,000/グレゴリー(グレゴリー/サムソナイト・ジャパン) Tシャツ(3枚組)¥5,000/ヘインズ×ビューティ&ユース(ビューティ&ユース 渋谷公園通り店) →【大人のシン・渋カジ#04】やっぱり欠かせない、リーバイスとラルフローレン

#06 NEW BALANCE|ニューバランスの「M1300」

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ニューバランスM1300に相変わらず恋してる ボトムといえば「リーバイス® 501®」だったのに対し、スニーカーといったら「ニューバランスM1300」が憧れだった。そして今年はM1300にとっての特別な年。ニューバランスのランニングシューズの最高峰として1985年に誕生し、優れたクッション性、象徴的グレーカラー、上質なヌバックレザーとメッシュのコンビで「雲の上を歩くよう」と称賛され、当時のランニングシューズ市場で類を見ない高価格で神格化された一足が、去る2月22日に「M1300JP3」として完全復刻されたのだ。2015年の復刻を引き継ぎ、ビブラムソールでオリジナルのディテールを完全再現。ホーウィン社のヌバックレザーを新たに採用したアメリカ製で、さらにクオリティが高くなった。3月には同じくアメリカ製のクラフツマンシップが感じられる「M1300CL」も発売予定。今も昔も、この先も大人の足元にはM1300がある。スニーカー¥34,000/ニューバランス(ニューバランス ジャパンお客様相談室) パンツ¥16,000/Pt.Alfred ソックス/私物 →【大人のシン・渋カジ#05】「デルカジ」と、ニューバランスM1300

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