ファッションの鉄板カラー「黒」をぎらつかず、クリーンに着こなす大人のコーディネート術にフォーカス!
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【黒をクリーンに着る大人のコーデ術|24】 小林順平さん(ビームス プレス)
30代も後半になり、黒を着てもやんちゃでなく、モダンなイメージで着こなせるようになってきたと、勝手に思っています。もともと黒いアイテムは好きで、色・柄ものを取り入れたときにうまくバランスをとってくれるので愛用しています。最近は夏にあえて黒、というのも新鮮だなと。Tシャツ一枚で出かけることのない自分は、シャツで黒を取り入れています。黒を着るときは重くなりすぎないように、またキメすぎなように、素材やオーバーサイズのシルエットなどで、抜け感を大事にしています。
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KEY “BLACK” ITEM
ビームス ライツのプリントシャツ
タキャシのフレアスラックス
ビルケンシュトックのアリゾナ
黒のシャツを着るときは長袖だったらパンツをショーツに、半袖のときはプリントものやリネン素材などを選んで、重く、のっぺり見えないように気をつけています。きょうはバンクシアという植物をプリントした開襟シャツ。モノトーンで派手すぎないところが気に入っています。夏は着こなしがシンプルになりがちですが、大柄のプリントアイテムはルックスを一気に華やかにしてくれるので重宝です。自分のキャラ的にリゾートというよりも都会的に見せたいので、パンツはドレッシーなフレアスラックス。足もとをビルケンシュトックのサンダルにして夏感を表現しました。
Text:Hisami Kotakemori