ファッションの鉄板カラー「黒」をぎらつかず、クリーンに着こなす大人のコーディネート術にフォーカス!
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【黒をクリーンに着る大人のコーデ術|20】 高村 潤さん(スタジオファブワーク プレス)
黒はMYクローゼット支配率、不動のNo.1。自分にとっては”ベーシック”です。そのときどきのムードで、ほかの色で着飾ってみても、いずれまた黒に戻るという。飽きのこない色でもあります。オールブラックでも成立するし、ヴィヴィッドカラーとも相性がよいので、そのときの気分でコーディネートしやすいのも美点。オールブラックの着こなしはのっぺりした印象にならないように、ポリコットンのプリーツシャツにマッキントッシュのウールスラックスと素材感を変え、クラークスのレザーサンダルなど小物でもメリハリをつけます。足もとはワラビーも合いますが、あえてストラップサンダルをチョイスし、少しへそ曲がりなポイントを入れるのが自分流かもしれません。
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KEY “BLACK” ITEM
タクタクのプリーツシャツ
テンベアのラウンドポシェット
タクタクのシャツはボーダーのように見えますが、横段プリーツ加工という凝ったデザイン。身幅がゆったりとしたボクシーなシルエットはとても着やすく、今年のスタメンとして活躍しています。共布のショーツもあるので、アクティブな場面ではセットアップで着るのもよいかなと思っています。テンベアのポシェットはサイズ感や丸いフォルムにひと目惚れ。パラフィン加工が施されているので撥水性があって、スマートフォンや財布など必要なものが入るサイズ感も最高。近場の外出にも重宝しています。
Text:Hisami Kotakemori