ファッションの鉄板カラー「黒」をぎらつかず、クリーンに着こなす大人のコーディネート術にフォーカス!
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【黒をクリーンに着る大人のコーデ術|05】 渡部宏一さん(レインメーカー デザイナー)
学生時代には学ランなどでも慣れ親しんだ黒。着ていて落ち着きますよね。春夏は軽やかな素材で黒を着たいと思っています。シャツは高密度の天竺素材、パンツはワッシャー加工のタイプライタークロスで、どちらも肌ばなれがよくサラリとした着心地。全身黒でまとめることも多いですが、初夏から夏は涼しげな色でアクセントをつけることもあります。きょうもソックスはチョコミント配色に。黒はシルエットや素材によっては、艶っぽくなったり、攻撃的に見えることがあるので、そうならないように意識しています。
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KEY “BLACK” ITEM
レインメーカーのカフ付きロングテイルシャツ
レインメーカーのドウギパンツ
レインメーカーのギリーシューズ
カジュアル感の強いワッシャー加工のドウギパンツには、いつもドレスの要素を入れてコーディネートします。プルオーバーシャツはコットン×ナイロンのかなり高密度なジャージー。光沢があり袖口には布帛のカフスがついているので、カジュアルに見えすぎないのが魅力です。タンのないギリーシューズはソックスで遊びを入れたいときによく選んでいます。
Text:Hisami Kotakemori