顔の半分を覆うことになるマスクは、欠かせない日用品であるとともにファッションの一部になっていると言っても過言ではない。夏の白Tにはうまく馴染んでくれた白いマスクも、ダークトーンが多くなる秋冬の着こなしにはそれだけ浮いてしまう恐れも。秋冬の装いに合うシックなトーンに、マスクだって衣替えが必要だ。
UNITED ARROWS|ユナイテッドアローズ コットン ウォッシャブル マスク
ユナイテッドアローズが手がけるマスクは、服と同じように素材からデザインまでこだわりをもって製作されている。表面にはスーツ等に使用される素材を使用し、裏面にナイロントリコットメッシュ、中生地にポリエステルタフタを挟み込んだ3層構造。シャツを専門に作っている日本の工場で縫製しているので、品のあるエレガントな雰囲気も漂う。チャコールグレーはビジネスシーンにも難なくマッチしそう。¥2,182/ユナイテッドアローズ(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店)
SCYE|サイ フェイスマスク
左端にあしらわれたブランドアイコンのサイのワッペンがソリッドなブラックカラーに映える。シンプルなデザインに少しだけ茶目っ気を効かせたバランスが大人にちょうどいい。ポリエステルとポリウレタンをミックスしたやわらかな着け心地で、顔にやさしくフィットする。抗菌のほかに消臭やUVカット効果もあり、機能面でも充実。¥1,600/サイ(マスターピースショールーム)
SOPHNET.|ソフネット AMI MASK
日本製の高品質なソックスを生産し続けるタイコーのモノづくりと、ソフネットのセンスが高次元で融合した、才色兼備な逸品。抗菌・防臭加工を施した薄手のコットンを縫い目のないホールガーメントで仕上げ、肌当たりはソフトでフィット感もいい。左下部にはソフネットファンにはお馴染みのスコーピオンロゴをオン。こちらは新色のカーキで、10月中旬以降に発売予定。¥1,800/ソフネット(ソフ)
Columbia|コロンビア ターキークレスト OFZ フェイスカバー
マスクをすると汗をかきやすく、蒸れが気になるという人に朗報。「オムニフリースゼロ」という、汗を利用して生地全体の温度を素早く低下させる冷却テクノロジーを採用していて、汗蒸れとは無縁のドライで快適な着用感が長続きする。さすがはアウトドアブランドの実力派、コロンビア! ¥1,200/コロンビア(コロンビアスポーツウェアジャパン)
Sato Seni|佐藤繊維 抗菌 洗える和紙ニットマスク
装着した瞬間に分かる、さらりとした着け心地は、素材に使われている和紙の繊維によるもの。蒸れにくいのもメリットだし、銅シートを中に挟んでいるので抗菌防臭も抜かりない。山形・寒河江市にある名門ニットメーカー「佐藤繊維」の手腕は、どこにも縫い目がなく、“編み”だけで形作っているところからも見てとれる。¥2,700/佐藤繊維(ギア)
コロンビアスポーツウェアジャパン TEL:0120-193-803
ソフ TEL:03-5775-2290
マスターピースショールーム TEL:03-5468-3931
ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店 TEL:03-5772-5501
Stylist:Yoshiki Araki[The VOICE]
Composition & Text:Masato Nachi