Tシャツやシャツだけでなく、ジャケットやコート、ニットやタイにも、すべてウォッシャブルなアイテムがあるって知っていますか。飛沫の飛散も皮脂の汚れも気になるから、今まで以上に日常服はこんな風に水洗いできるもの以外いらないや、という気持ちになる。
WASHABLE
水洗いできないものはいらないや
たまに着るジャケットだって洗う
Primeflex®素材を採用したジャケットはストレッチのきいた生地と立体的な張り感が特徴。肩パッドのないアンコン仕立てに背抜き仕様と肩肘張らずに着られる一着だから、アクティブに活動した日はすぐ洗いたい。突然のかしこまったシーンやちょっとした食事に備えて、いつでも自宅にクリーンな状態でスタンバイさせておける。ジャケット¥28,000/エディフィス(エディフィス 新宿)
タイって意外と汚れてる
目につきにくいが、首元のタイには皮脂汚れや飛沫物質が意外と蓄積されてしまうもの。となると、実用性が高いのはポリエステル100%のネクタイ。シルクのような光沢感をもち、カジュアルからフォーマルまで幅広く使い回せる一本ながら、家庭の洗濯機で洗えるのがうれしい。カラーバリエーションはネイビー、ブラック、シルバー。タイ¥5,000/シップス エニィ(シップス エニィ 渋谷店)
メリノウールもおかまいなく
シャツとのレイヤードにもジャケットのインナーにも着回ししたいハイゲージニットは、自宅で洗えたらベスト。その点ブルックス ブラザーズのメリノウールニットが優秀。洗えるニットとはいえ、極細なエキストラファインメリノウールを使用した風合いは滑らかで上品。ニット¥20,000/ブルックス ブラザーズ(ブルックス ブラザーズ ジャパン)
ドライコースで洗えるバブアー
船員や漁師、ハンティングを楽しむ貴族など、当時の愛用者がバブアーに求めたのはヘビーユースできる機能性。それを現代的に解釈すると、ウォッシャブルでこそタフに使えるとも言えそうだ。表地はノンオイルの特殊なテクニカル生地を使用し、チェックの裏地に襟のコーデュロイ地まで基本型は崩さず別注。シックで、洗える、新しいバブアーの普通が誕生した。
コート¥55,000/バブアー フォー アダム エ ロペ(アダム エ ロペ) Tシャツ¥7,500/スティーブン アラン(スティーブン アラン トーキョー) パンツ¥16,000/ブルー ワーク(トゥモローランド)
Hair&Make-up:Narumi Tsukuba
Stylist:Masanori Takahashi
Text:Takako Nagai