2020.08.11

日本の夏にもぴったり。北欧ガラス雑貨で涼を得る!

涼しげなガラスの食器やインテリア、とくに北欧のデザイナーが作るガラスの作品は、フォルムも色も主張が控えめで静かな涼を提供してくれるから、日本の夏にぴったりだ。北欧雑貨を扱う「エレファント」の吉田安成氏に、その魅力とおすすめを聞いてみた!

繊細な揺らぎを通して涼やかに光を取り入れて

「北欧のデザイナーが作るガラスの作品は、フォルムも色も主張が控えめな点が魅力。おおむね彩度が低めで色調も少しグレイッシュなので、静かな涼を提供してくれます。ガラスのインテリアはアクセントになるうえ、透明感があって部屋を圧迫しない。僕はエリック・ホグランの花器をダイニングや玄関に飾って楽しんでいます」とは北欧雑貨を扱う「エレファント」の吉田さん。より涼を感じたければ「マウスブロー(手吹き)のものを選んでほしい。プレス成型されたものと比べて厚みが不均等で、光を透過して映し出される揺らぎに表情がある。風のような流れに涼しさを感じます。窓際にレイアウトすれば、より光を取り込めて美しいです」。


日本の夏にもぴったり。北欧ガラス雑貨で涼の画像_1

AINO AALTO

フィンランドの建築家・インテリアデザイナー、アイノ・アアルト。フィンランド語で「AALTO」は「波、波動、起伏」を意味する。同心円状のデザインと自身の名前とのダブルミーニングに。タンブラー180㎖(各)¥25,000・40㎖(各)¥11,500/アイノ・アアルト(エレファント)


日本の夏にもぴったり。北欧ガラス雑貨で涼の画像_2

ERIK HOGLUND

エリック・ホグランはスウェーデンを代表するガラス作家。プリミティブなモチーフと気泡の入った肉厚ガラスが特徴。(右から)人型のデカンタ¥35,000・ペーパーウエイト¥32,500・灰皿¥9,500/エリック・ホグラン(エレファント)


日本の夏にもぴったり。北欧ガラス雑貨で涼の画像_3

KAJ FRANCK

20世紀のフィンランドを代表するガラス・陶磁器のデザイナー、カイ・フランク。「イッタラ」や「アラビア」のデザイナーとしても知名度が高い。シンプルで薄く繊細なガラスは手吹きによる。(右から)カクテルグラス¥8,500・ボウル¥5,000・ベース¥20,000・タンブラー¥8,000/カイ・フランク(エレファント)


ELEPHANTプロフィール画像
ELEPHANT
オーナーは吉田安成氏。北欧発のインテリアやアートピースなど、1950s〜’60sのヴィンテージを中心に扱う。 住所:東京都渋谷区神宮前4-14-6 表参道ハイツ#102 TEL:03-5411-1202 営業日:金〜日曜・祝日/12時〜19時 月〜木曜は要予約  www.elephant-life.com/ @elephant_tokyo(Instagram)


Photos:Katsunori Suzuki Kanta Matsubayashi Ryuta Seki 
Text:Masato Nachi

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