2017.12.21

建築家・谷尻 誠、なぜ僕が「FARFETCH」でこれを買ったのか

40歳男子、「FARFETCH」のある生活。

若い頃は「借金をしてでも欲しい服を買っていた」という谷尻さん。今はその熱もほどほどに冷め、マイペースで心地よくファッションを楽しんでいる。「よく見られたいって思う気持ちとか格好つけることって大人になるとだんだん薄まりがちですが、僕はやっぱり大事だと思う。好きなものを身につけていると気持ちいいし、褒められるとやっぱり気分が良くなるから」。



とはいえ多忙な生活を送る氏。なかなか買い物にも行けなくて、今回初めて使ってみたのが人気のECサイトFARFETCHだ。サイトを通して世界中のブランドやブティックから、日本未発売アイテムや未上陸ブランドを含む多様なアイテムを買うことができるという画期的なプラットフォームで、その規模はどんどん拡大中。谷尻さん曰く「危険(笑)」なのだそう。東京から広島への移動の最中につい「出会ってしまった」というリックオウエンスのダウンベストとともに、FARFETCHについてお話を聞いてみた。

建築家・谷尻 誠、なぜ僕が「FARFETの画像_1
シンプルでいながら独特な存在感を発揮するフォルムに惹かれて購入したというリックオウエンスのダウンベスト。袖がなくロングシルエットなのが特徴。背中のスナップボタンはベンチレーションの役割も果たす。移動はもちろん、外での活動が多い谷尻氏。「意外なところでぴったりのアイテムに出会えました」。


谷尻 誠
1974年広島生まれ。2000年に建築設計事務所SUPPOSE DESIGN OFFICEを設立。2014年より吉田愛と共同主宰。広島・東京の2ヵ所を拠点とし、インテリアから住宅、複合施設など、国内外合わせ多数のプロジェクトを手がける。最近は東京の事務所に飲食業態「社食堂」をオープンさせ、さらに「絶景不動産」を開業するなど活躍の場を拡張。オランダのFRAME Publishing社から出版された作品集「SUPPOSE DESIGN OFFICE -Building in a Social Context-」も話題。

Movie & Edit:Toshihiko Egi[Remocon Inc.]
Interview & Text:Jun Namekata[The VOICE]

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