ワイドパンツ一強時代は終わった。大人がいま選ぶべき、新しいパンツと新しいコーデ6選

ビッグシルエットの波に乗っかって、深く考えずワイドパンツを合わせていればこなれて見えたし、それでよかった…これまでは。でも今年は、スリムにフレア、そしてワイドパンツも違った気分のものだったり、はいてみたい新しいシルエットがあふれてる！ もっと自由にパンツを楽しんでみませんか？

フレアシルエットのスラックス

注目のフレアも、スラックスなら品よく取り入れられる

今季注目のシルエットは？　と考えたときに、ここはというブランドがきまって打ち出していたのがフレアシルエット。といってもブーツカットじゃなく、わずかに広がる程度のフレア感で、あくまで今の気分ではけるもの。ブルゾンにスラックスの定番スタイルもぐっとアップデートしてくれる。今はくなら5ポケットよりスラックスが取り入れやすい。アクネの新作はイタリア産ヴァージンウールを用いた上質な趣が特徴。ベルトループとは別に、ウエストをアジャストするためのドローストリングが付属している。パンツ￥38,000／アクネ ストゥディオズ（アクネ ストゥディオズ アオヤマ）　ブルゾン￥43,000／エムエフペン（1LDK apartments.）　ニット￥28,000／ジョン スメドレー（ビームス 六本木ヒルズ）　カットソー￥13,000／サンスペル（サンスペル 表参道店）　メガネ￥39,000／オリバーピープルズ（ルックスオティカジャパン カスタマーサービス）　ヴィンテージの時計￥348,000／江口時計店　シューズ￥66,000／パラブーツ（パラブーツ青山店）

チェックのテーパードスラックス

程よくシュッとしたテーパードにチェック。それだけで新鮮だ

テーパードシルエットも全体的に細身のものを選ぶのが気分だ。センタークリースが入ったバレナのチェックのスラックスは、ややスリムフィットでやわらかくテーパードしたレッグラインが特徴。全体をブラウン、ベージュなど同系色ですっきりまとめることで、チェックを嫌みなく馴染ませた。パンツ￥36,000／バレナ（トゥモローランド）　コート￥72,000／アクネ ストゥディオズ（アクネ ストゥディオズ アオヤマ）　ニット￥34,000・Tシャツ￥12,000／オーラリー　メガネ￥39,000／オリバーピープルズ（ルックスオティカジャパン カスタマーサービス）　シューズ￥23,000／クラークス オリジナルズ（クラークスジャパン）

スリムフィットな5ポケットパンツ

スタンダードな5ポケットの白チノを端正にはく

久々にスリムフィットなストレートカットのパンツもはきたい。A.P.C.のコットンギャバジン素材の「クラシックチノ」なら、細すぎず、大人でも安心のシルエットで手持ちの服にもすっと馴染む。裾のみ軽くテーパードがかかっており、ボリュームのある革靴を合わせると収まりがいい。パンツ￥23,000／アー・ペー・セー（アー・ペー・セー カスタマーサービス）　コート￥198,000／マッキントッシュ（マッキントッシュ青山店）　スウェット￥9,900・Tシャツ￥7,900／ロサンゼルス アパレル（ビューティ＆ユース 渋谷公園通り店）　ニットキャップ￥8,600／カムズアンドゴーズ（alpha PR）　メガネ￥39,000／オリバーピープルズ（ルックスオティカジャパン カスタマーサービス）　ベルト￥27,000／シャンボール セリエ（八木通商）　シューズ￥65,000／パラブーツ（パラブーツ青山店）

ワイドテーパードスラックス

全身黒でまとめて、リラックスしてるけどイージーに見せない

全身をワントーンで揃えるなら、パンツ自体のシルエットに変化をつけたい。例えばサイのワイドテーパードスラックス。わたりこそ太めに設定されているものの、シルエットは裾にかけて大胆にテーパードし、また英国CLISSOLD社のスーツ地を素材に用いているので、ルーズに見えない。ワンタックなのもさりげなくポイント。パンツ￥42,000／サイ（マスターピースショールーム）　ニットポロシャツ￥29,000／ジョン スメドレー（ビームス 六本木ヒルズ）　Tシャツ￥1,800／ダメージドーン セカンド　肩に掛けたジャケット￥58,000／コモリ（ワグ インク）　サングラス￥37,000／オリバーピープルズ（ルックスオティカジャパン カスタマーサービス）　ヴィンテージの時計￥348,000／江口時計店　ソックス￥3,000／マーガレット・ハウエル（アングローバル）　シューズ￥49,000／アー・ペー・セー（アー・ペー・セー カスタマーサービス）

ワイドカーゴパンツ

カチッとした紺ブレにあえてのワイドカーゴパンツ、のギャップを楽しむ

例えばワイドパンツでも、これまでは選ばなかったようなファティーグパンツなら新鮮だ。それもカーキではなくナイロンタフタの黒。オーラリーの一本は特有の光沢が上品でモダンに見える。紺ブレのかっちり感をボトムのシルエットでさらっとハズす。狙いのあるワイド感なら当然アリなのだ。パンツ￥34,000／オーラリー　ジャケット￥88,000／サイべーシックス（マスターピースショールーム）　ポロシャツ￥20,000／コモリ（ワグ インク）　カットソー￥10,000／ユニバーサル プロダクツ（1LDK）　肩に掛けたパーカ￥11,800／キャンバー（セプティズ）　メガネ￥39,000／オリバーピープルズ（ルックスオティカジャパン カスタマーサービス）　ヴィンテージの時計￥348,000／江口時計店　シューズ￥120,000／ジェイエムウエストン（ジェイエムウエストン 青山店）　その他／スタイリスト私物

スリムスウェットパンツ

ワイドなスウェットパンツなんて大人ははけない。この細さだからいいのだ

パレスでは「ジョガーパンツ」として展開しているスウェットパンツ。腰まわりこそゆったりしているが裾リブへ向かって美しくテーパードされた比較的細身のシルエットだからルーズに見えない。大人でもはける、いや大人こそはきたい一本だ。控えめでさりげないブランドロゴもいい。パンツ￥17,673／パレス スケートボード（パレス スケートボード 東京）　ユーズドのブルゾン￥9,000・Ｔシャツ￥2,000／ダメージドーン セカンド　ポロシャツ￥35,000／マーガレット・ハウエル（アングローバル）　メガネ￥39,000／オリバーピープルズ（ルックスオティカジャパン カスタマーサービス）　ソックス￥3,000／パンセレラ（真下商事）　シューズ￥94,000／オールデン（ラコタ）