例えばグレース・ケリーの映画の券もバディ・ホリーのドーナツ盤も、そこには相手のことを深く考えた末に選ばれた、無二のストーリーがあったはず。 特別なパートナーへのギフトは、5人が添えた想いとエピソードを参考にして。
セリーヌの財布 “自由に外出できない妻の代わりに”
平山洋次さん/HEMT PR・ディレクター
「小さな子どもをもつ専業主婦の妻。ゆっくり買い物に出かける時間がつくれない彼女に代わって、喜びそうなものがあったときは買って帰ってあげたい。だから普段から何が欲しそうかをこっそりチェックしています。結婚10年目記念には財布をプレゼント。新婚当時から使い続けている財布がようやく新しいものに変わりました。」
非常にしなやかなカーフレザーを使用。上質な素材のため、発色もひときわ美しい。縦11cm×横19cm。(各)¥80,000/セリーヌ(セリーヌ ジャパン)
ザ イノウエブラザーズのストール “相手のことをいつも気にかけること”
柿本陽平さん/フリープランナー
「妻は深刻な冷え性で、よく飲食店でブランケットを頼む光景を見ていました。去年の11月『今年もそろそろそんな季節になってきたな…』と思っていた折に購入したのがこれです。兼用でもいいかと思っていたのですが、膝掛け、マフラー、肩掛けにといつも妻が独占。僕が使う機会はなさそうですが…それはうれしいことですよね。」
無染色のベビーアルパカ素材。大判は汎用性が高い。¥39,000/ザ イノウエ ブラザーズ×ブルーム&ブランチ(ブルーム&ブランチ青山)
マルコム ベッツのバングル&リング “結婚10年目に、決意を新たに”
矢野考太郎さん/バーニーズ ニューヨーク・
アドバタイジング&PR チーフマネージャー
「融点の異なるプラチナとゴールドをハンマリングという伝統的な技法で組み合わせるマルコム ベッツ。硬いプラチナが柔らかいゴールドを包み込むその姿は、男性が女性を守るという意味を表しています。結婚10周年を迎えた昨年、アンティークカットのダイヤをのせたリングを贈りました。贈り物とは想いを伝えるものですから。」
写真のバングルとリングはシルバー×ゴールド。バングル¥230,000・リング¥120,000/マルコム ベッツ(バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター)
資生堂のスキンケアマスク “特別すぎないというのも大事”
行方 淳さん/エディター
「特別な日に特別なものを贈る。それは大事だと思っていますが、カジュアルなプレゼントも大事にしたい。年を重ねるうちにそう思うことが増えてきました。ちょっとした日用品や消耗品などもそう。スキンケアアイテムも不意にあげて喜ばれたものの一つ。むしろ素で喜んでもらえるのって意外とこういうものだったりして(笑)。」
(上)クレ・ド・ポー ボーテ コンサントレイリュミナトゥール[1セット入](医薬部外品)¥2,200/資生堂 インターナショナル・(下)HAKU メラノシールド マスク(医薬部外品)¥1,500(編集部調べ)/資生堂
アリス・ウォータース 『アート オブ シンプル フード』 “豊かな食文化を楽しみたいメッセージを込めて”
及川壮也さん/アングローバル・PR
「この本が発売された頃は「シェ・パニース」のオーガニックな食文化が世の中で話題だった頃。僕も興味があったし、妻は素朴な味つけが好きなので、この本を読みながら一緒に食生活を考えられたらと思って。暮らしに結びつくプレゼントは何気ない日にふと渡すほうが、日々の感謝の気持ちをパートナーへ伝えやすい気がします。」
予約の取れないレストラン「シェ・パニース」のオーナーによるオーガニック料理のバイブル。飽きのこない素朴なレシピがたくさん。小学館刊。¥4,200
資生堂インターナショナル TEL:0120-81-4710
セリーヌ ジャパン TEL:03-5414-1401
バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター TEL:0120-137-007
ブルーム&ブランチ青山 TEL:03-6892-2014
この他、発売中のUOMO1月号では40歳男子を代表するスマートな大人たちがパートナーへ贈ったギフトとその想い、エピソードをご紹介。自分への贈り物もいいけれど、特別なパートナーへ贈るギフトで2017年のショッピングを締めくくるのも最高に楽しい! UOMO1月号は大きなショッピングバッグを抱えた、斎藤工さんの表紙が目印です。
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