ソールにボリュームのある男らしい靴だからって、カジュアル一辺倒とは限らない。デザインや素材使いの工夫で、大人っぽく履ける一足を探してみた!
Camper Together × Kiko Kostadinov
アウトドアスニーカーがここまでシックになった
安全靴を思わせるようなトウのボリュームと厚底が印象的な一足。ベースはアウトドアスニーカーだけど、かすかに光沢のある上質なレザーが用いられることで、洗練された雰囲気になっている。この絶妙なバランスこそが、どんな足元にも合わせやすい理由。スニーカー¥47,000/カンペール トゥギャザー×キコ・コスタディノフ(Diptrics) パンツ¥40,000/エンジニアド ガーメンツ その他/スタイリスト私物
BOTH PARIS
ローファーとして品のよさはキープ
2017年にコレクションをスタートした新進気鋭のパリのシューズブランド。ローファーだけど、「GAOソール」というブランドのアイコン的なゴツいソールとの組み合わせが新鮮。デザインは攻めているが、アッパーがマットな質感のため大人っぽく見える。¥52,000/ボス パリス(MORTAR)
COMME des GARÇONS HOMME × Tricker’s
ソールのボリュームとリュクスな素材がつくるバランス
コム デ ギャルソン・オムとコラボレーションしたドレスシューズ。トリッカーズらしいボリューム感はそのままに、ワックスベロア素材になることで、程よいカジュアルさがプラスされている。軽い履き心地もいい。¥99,000/コム デ ギャルソン・オム×トリッカーズ(コム デ ギャルソン)
SPECTUSSHOECO.
クライミングシューズが端正な革靴に変化
シューズデザイナーの竹ヶ原敏之介氏が手がけるブランド。クライミングシューズをベースに、ミニマムなダイヤル式のフィット調整システムとアッパーのシボ革によって、シックに仕上がっているのが面白い。¥54,000/スペクタス(ギャラリー・オブ・オーセンティック)
goro
本格登山靴メーカーが作るシックな一足
東京・巣鴨にある老舗の登山靴メーカーのチロリアンシューズ。ビブラム社のモンタニアという厚いソールが用いられ、アッパーもドイツ製の耐水性に優れたレザーを採用。抜群の堅牢性ながら、街にも馴染む落ち着いたデザイン。すべて手作りでこの値段というのも魅力。¥30,000/ゴロー
ギャラリー・オブ・オーセンティック TEL:03-5808-7515
コム デ ギャルソン TEL:03-3486-7611
ゴロー TEL:03-3945-0855
Diptrics TEL:03-5464-8736
MORTAR TEL:03-6416-3181
Stylist:Takeshi Toyoshima
Model:Karl