故 カール・ラガーフェルド氏の追悼プロジェクト“A TRIBUTE TO KARL LAGERFELD : THE WHITE SHIRTS PROJECT”がスタート。カールのラッキーナンバー「7」にかけて7名のクリエイターがデザインした「白シャツ」が限定発売される。
「ファッションアイテムの中で、私が生みの親になりたかったものは何かと聞かれたら、白シャツと答える。白シャツはすべての基本。他はあとからついてくる」とは、「シャネル」「カール ラガーフェルド」や「フェンディ」のウィメンズコレクションのデザイナーとして知られる故 カール・ラガーフェルド氏の言葉だ。
今年2月に世を去ったファッション界のレジェンドの功績を称え、仏 カール・ラガーフェルド社が追悼プロジェクト“A TRIBUTE TO KARL LAGERFELD : THE WHITE SHIRTS PROJECT”を発足。カールが愛したアイコニックな「白シャツ」を、生前親交のあった友人らがそれぞれの感性で再解釈し、新たにデザインすることでカールのクリエイティビティに敬意を表する。
世界中から多くのクリエイターが本プロジェクトに参加する中、カールのラッキーナンバーである「7」にちなんだ7名──カリーヌ・ロワトフェルド(ファッション・エディター兼カール・ラガーフェルド スタイル・アドバイザー、本プロジェクトキュレーター)、ダイアン・クルーガー(女優)、ケイト・モス(モデル)、カーラ・ デルヴィーニュ(モデル)、村上隆(アーティスト)、トミー・ヒルフィガー(デザイナー)、そしてセバスチャン・ジョンドー(カール・ラガーフェルドのパーソナルアシスタント兼モデル)。
彼らがデザインした白シャツ各77点が777ユーロ(日本販売価格 ¥77,777)にて販売され、その収益はすべてカール本人が長年にわたって支援したパリ・デカルト大学の医学研究に資金援助をおこなう慈善団体、Sauver la Vie に寄付されるという。偉大なるデザイナーを称え、またカール本人の意思を継ぐ7型の白シャツはKARL.COMとFARFETCH.COMにて9月26日(木)夜から限定販売される。