どうしても艶っぽいイメージがあるから、積極的に選ばなかった白パンだけど、街で取材をしてみると、涼しい見た目に惹かれて、はいている人が結構いた! アイテム選びとシルエットを間違えなければ、爽やかで旬の着こなしが完成する。
ワークパンツだからモダンに見える
市之瀬智博さん (44歳/チャオパニック ディレクター)
「これはディッキーズのワークパンツの定番『874』。白のストレートシルエットだけど、ワークならではのカジュアルさが艶っぽさを感じさせない。コンサバなイメージがあるタックインも、オーバーサイズの柄シャツをブラウジングさせれば今っぽくまとまります」。
オールホワイトでシルエットを今っぽく!
大崎徳秀さん(45歳/インテリア関係)
白パンは一点投入するよりも、思い切ってオールホワイトにしたほうがモードに見える。「オーラリーのワイドパンツと肩の落ちたジル サンダーのシャツでゆったりとしたシルエットに。少し白の濃淡を変えているのもポイントです」。
「かっちりしすぎない」が脱コンサバのキーワード
渡辺高さん(44歳/PRプランナー)
白メインの着こなしをラフに着崩した渡辺さん。「白のスラックスだとコンサバに見えやすいけど、ワイドショーツならカジュアルに見せるのに効果的です。夏らしくアロハシャツとクルーネックのTシャツをレイヤードして抜け感をアピール」。
ミリタリースタイルは白パンでモディファイ
光金雄太さん(30歳/会社員)
「ロング丈のミリタリーシャツに古着の白パンを合わせました。ミリタリーとホワイトって実はかなり相性がよくて、クリーンにまとまるんですよね。パンツもクッションさせて、上下ともにゆったりと着ます」。ジル サンダーのバッグが引き締め役。
Photos:Ryuta Seki Mitsuo Kijima Kanta Matsubayashi Erina Takahashi Mao Nakazawa Yuumi Hosoya
Composition&Text:Yuho Nomura