夏に黒い服だと重いし暑苦しく見える、なんて考えはもう古い。自分なりの工夫をきかせて黒を軽快に着ている人のこなれ具合、参考にしたい!
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素材の軽さと“黒すぎない”ブラックがポイント!
児島晋輔さん(42歳/キャプテン サンシャイン デザイナー)
リネンシルクのシャツをコットンニットの上にはおり、ボトムはナイロンシルクの濃紺ショーツと、黒を基調にしつつ素材使いで軽快にアレンジ。服はすべて自身のブランドで、エスパはマルジェラ。「上品な素材感とくすんだブラックからのグラデーションを意識しました」。
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黒だからショーツの着こなしも引き締まります
辻典秀さん(38歳/ユナイテッドアローズ プレス)
B&Y別注のサウザンドマイルのシャツ&ショーツはストレッチナイロンのセットアップ仕立て。ローファーはパラブーツ。「この素材なので見た目以上に涼しいです。黒はショーツスタイルでもラフに見えすぎないので夏に便利ですね」。
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カラーネックレスと足元のエスパで夏らしく
渡邉浩貴さん(28歳/レショップ スタッフ)
リパーパスのシャツ、リーバイス®のデニムパンツともにシックな黒をチョイスしつつ、「ターコイズのネックレスを首元に差して夏らしいアクセントをつけています」。足元に合わせたラ マヌアル アルパルガテラのエスパも涼しげで抜け感あり。
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涼しい生地のものを選んで、夏でも上品なスタイルに
河野貴之さん(34歳/アンデコレイテッド デザイナー)
「アンデコレイテッドのハーフジップの半袖シャツは洗いざらしのコットンを使っているから、見た目も着心地も涼しい。黒にもいろいろと種類がありますがこれはグレーがかっているから重く見えない。上下黒で品よくまとめました」。
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本来涼しいショーツを、あえて黒&細めでシックに
秋山貴紀さん(37歳/スタイリスト)
ストーンアイランドのナイロンショーツをあえて細めのシルエットにしたことが、スポーティーになりすぎないポイント。「対してトップスはゆったりとしたオーラリーのニットポロをチョイス。素材が柔らかなので黒Tよりも軽い気分で着られます」。
Composition&Text:Kai Tokuhara