さる5月6日、ニューヨークのメトロポリタン美術館で開催されたファッションの祭典「メットガラ2019」。レディー・ガガ始め女性セレブたちのド派手なコスチュームが話題を呼んだが、実は男性セレブも負けちゃいない。いつものタキシードとはちょっと違うこだわりの着こなしをチェック!
コスチューム・インスティテュート・ガラ(通称:METガラ)は、『Vogue』誌編集長のアナ・ウィンターが主催者を務める年に一度のファッションの祭典。その主目的はメトロポリタン美術館のコスチューム・インスティテュートの資金調達であり、同美術館で開催されるファッション展覧会のオープニングイベントとなっている。今年のテーマは「Camp:Notes on Fashion(キャンプ:ファッションについてのノート)」で、この“キャンプ”は「気取った、大げさな、わざとらしい」といった意味。ホストのレディー・ガガ始め、世界的セレブたちが個性的な衣装で多数参戦した。
オスカーなどでは黒のタキシードが多い男性セレブも、この時ばかりは思い思いのスタイルを披露。上の写真は、展示のスポンサーを務めるグッチに身を包んだ、共同ホストのハリー・スタイルズ(右)とグッチ クリエイティブディレクターのアレッサンドロ・ミケーレ(左)。シースルーの中性的なスタイルも、美形のハリーによく似合う!?
一番の話題は自分の生首!?のレプリカを携えた俳優のジャレッド・レト。クリスタルとメタルのボディアクセサリーが輝くグッチのドレスで。
ミュージシャンのジョー・ジョナスは、女優のソフィー・ターナーとともにルイ・ヴィトンで登場。ブラックベースながら、カラフルなプリントが印象的。
ラッパーのトラヴィス・スコットは、キム・ジョーンズのクリエイションによるディオールのコンバットベストを着用。
俳優のジャスティン・セローはルイ・ヴィトン。黒のジャケット&パンツながら、襟裏の柄を覗かせたり、レザーを用いたり細かなこだわりで。
グッチとのコラボレーションで知られるハーレムの伝説的ショップオーナー、ダッパー・ダン。ラグジュアリーながらヒップホップのマインドも感じさせるさすがの着こなし。
コーチ メンズウェアのグローバルな顔を務める、俳優兼プロデューサーのマイケル・B・ジョーダンはもちろんコーチのカスタムルック。サテンやスパンコールがきらめくタキシードコートで大人っぽくゴージャスに。
おなじみVERBAL氏はディオールのレザーコートで、シンプルながらも力強い着こなしを披露。
動画には、太陽神(?)の姿で半裸の男たちに担がれるビリー・ポーターや、レディー・ガガ&ジェニファー・ロペスの“脱いでもスゴイ”着こなしを収録。こちらも是非!