着心地がいい、風合いが優しい―選ぶ視点は人それぞれだけど、“コンサバ”気分の今季はニットだって“コンサバ”がいい。Vネックにアランニット、クラシックな一枚を旬な6人の俳優があくまで今年らしく着こなした。第1回目は井浦 新さんとプラダ。
コンサバとは、どの時代であっても自分が安心して着られる服。
井浦さんがリラックス感たっぷりに着こなすのは、手編みならではのズシリとした存在感と風合いがどこか懐かしいプラダのVネックニット。レトロながら、浅めの首元の作りや色の切り替えが今年らしい一枚だ。「時代によって解釈は違いますが、例えばインディゴのデニムのように、昔から似合っていようがいまいが安心して着続けている服こそコンサバ。そういう意味でこのニットもそれに当たります」。
大切にしているのは、何より素材感。「シルエットは好みとのズレも楽しめますけど、素材だけは、好きな肌感かどうか袖を通した瞬間にわかりますよね。とはいえ、ただ心地がいいだけでは面白みに欠ける。このニットのようなちょっとしたデザイン性が今の気分でコンサバを楽しめるポイントですね」。
ニット¥243,000・パンツ¥144,000・マフラー(参考色)¥74,000(すべて予価)/プラダ(プラダ ジャパンカスタマーリレーションズ)
井浦 新 ARATA IURA
1974年生まれ。東京都出身。’98年に映画『ワンダフルライフ』で俳優デビュー。以来、様々な名作で印象深い演技を披露しながら、ブランド「ELNEST CREATIVE ACTIVITY」のディレクターも務める。11月25日から『光』、12月23日から『二十六夜待ち』と2本の主演映画公開を控えている。
プラダ ジャパンカスタマーリレーションズ TEL:0120-559-914
※UOMO11月号掲載商品につき品切れや取り扱い終了の可能性があります。
※UOMO11月号掲載商品につき品切れや取り扱い終了の可能性があります。
Photo:Go Tanabe
Hair&Make-up:Takahiro Hashimoto[SHIMA]
Stylist:Naoki Ikeda
Text:Kai Tokuhara
Movie:Hiroki Honma
Hair&Make-up:Takahiro Hashimoto[SHIMA]
Stylist:Naoki Ikeda
Text:Kai Tokuhara
Movie:Hiroki Honma