2019.02.17
最終更新日:2024.03.07

ミリタリー好きが選んだ“本気じゃない”軍パン4選

ファッションブランドからリリースされているミリタリーパンツ。「ソフツ」のオーナー我妻亮さんに、イチ押しの4本を選んでもらった。

「普通だったら、こんな低い位置に ポケットつけませんよね(笑)」

ミリタリー好きが選んだ“本気じゃない”軍の画像_1

CLASS

’40年代の英国潜水艦部隊のオーバーパンツがベースになった一本。「ポケットがかなり低い位置にあるのは、潜水艦の中で座ったときのことを考えてだと思います。空軍のパンツでもたまに見ますね。それをデザインとして取り入れてしまうところが面白いです。サスペンダーをつけるためのループもわざと見える位置にもってくることで、アクセントになっています」。¥47,000/クラス(ウィリー)


「一般的なファティーグパンツより、 だいぶボリュームがあります」

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ENGINEERED GARMENTS WORKADAY

定番でリリースしている、大きなパッチポケットとヘビーデューティな素材感が特徴のファティーグパンツ。「アメリカ軍の作業用パンツの裾幅を絶妙に広くしていますね。Mサイズなのに、こんなにたっぷりしたシルエットが面白い。とはいえ、それ以外はほとんど何もいじっていないのが逆にすごいですよ」。¥26,000/エンジニアド ガーメンツ ワーカデイ(エンジニアド ガーメンツ)


「軍パンをモチーフにしていながら、 ストリートな仕上がりになっています」

ミリタリー好きが選んだ“本気じゃない”軍の画像_3

C.E

カーゴパンツにストーンバイオウォッシュという加工を施すことで、C.Eらしい軍モノにはない色味に仕上げている。「斜めのポケットや股下のディテールから推測するに、イギリス軍のMTP迷彩のパンツをベースにしていると思います。ただカモフラ柄ではなく、チノクロスの単色にしているのがポイント。シルエットもゆったりさせることで一気にストリート感が増していますね」。¥27,000/C.E


「ウインドパンツが、 今っぽくアップデートされていますね」

ミリタリー好きが選んだ“本気じゃない”軍の画像_4

DESCENTE ddd

今季からスタートしたデサントのカジュアルウェアラインのパンツ。撥水機能のある軽量ナイロンを使用。「アメリカ軍の重ねばき用のウインドパンツをモチーフにしているのではないでしょうか。股上の深さとだぼっとした感じは民族衣装っぽさもあります(笑)。デサントがこういうパンツを出すようになったのにも驚きました」。¥14,000/デサント ディーディーディー(デサント ブラン 代官山)


現行の軍モノや民族衣装など、斜め上のセレクトで注目を集める吉祥寺のセレクトショップ「ソフツ」のオーナー。「ミリタリーウェアの魅力は、機能性を追求することで生まれた少し変わったデザインにあります」。プロフィール画像
現行の軍モノや民族衣装など、斜め上のセレクトで注目を集める吉祥寺のセレクトショップ「ソフツ」のオーナー。「ミリタリーウェアの魅力は、機能性を追求することで生まれた少し変わったデザインにあります」。

ウィリー TEL:03-5458-7200
エンジニアド ガーメンツ TEL:03-6419-1798
C.E www.cavempt.com
デサント ブラン 代官山 TEL:03-6416-5989

Photos:Takahiro Michinaka
Stylist:Masashi Sho

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