着丈もシルエットも相当ゆったり。ジャケットとコートの中間のような見た目から巷では「ジャコット」の名が定着した今季のキーアイテム、シックにもカジュアルにも使えるってことで、街を席巻中です。
H BEAUTY&YOUTH
清水学さん(44歳/ユナイテッドアローズ 販売部部長)
「人気の英国調チェック柄の一着は、かっちり着るより少し大きめで今っぽく。ジャコットならダッド感もありつつキャンバーの地厚パーカも重ねられる」。仕上げにオールデンの靴で品よく引き締めて。
E.TAUTZ
神谷真太郎さん(35歳/トゥモローランド バイヤー)
「テーラードの着丈が長くなることでモダンに見えるので、リラクシングなアウターとして重宝中。トゥモローランドの柔らかいニットやPT01のテーパードパンツで明るい色を入れて抜け感を出したい」。
SEVEN BY SEVEN
及川壮也さん(40歳/アングローバル プレス)
「最近着丈の長いジャケットが好きになってきた。ブランドというよりは自分に似合う服を求める中で、この丈感や身幅は年齢的にも合うなと」。同じくセブンバイセブンのニットとリーバイスにもマッチ。
MP di MASSIMO PIOMBO
安武俊宏さん(33歳/ビームス プレス)
「スタジオ ニコルソンの股上の深いワイドパンツに合うアウターは?と悩んでいたところ、オーバーサイズのジャコットがぴったりでした」。クラシカルなジャミーソンズのニットと合わせてきちんと感を演出して。
UNUSED
新村将人さん(35歳/エディター)
「カジュアルになりすぎず、ツヤっぽくもならず、ちょうどいい雰囲気。サンシーのセットアップの上に着てもバランスがとりやすい」。ジル・サンダーのハイネックニットやアンユーズドのブーツで冬らしく。
ERNEST W. BAKER
高津戸真吾さん(28歳/エディフィス プレス)
「職業柄、常に新鮮な着こなしを求めてます。だからトレンドのジャコットもいち早く取り入れたくて。柄ニットやレザーパンツなど、個性的なアイテムをぶつけても、うまくフィットするんですよね」。
Text:Hisamoto Chikaraishi