冬場に1着は持っておきたいのが黒のダウンジャケット。都会的で大人っぽい着こなしを構築してくれるうえ、着回し力も抜群。ここでご紹介する3着なら、見た目だけでなく機能性も確かだ。
01:DESCENTE ALLTERRAIN for Graphpaper|MOUNTAINEER
「Form follows function(デザインは機能性に従事したものである)」をコンセプトに、スポーツメーカーとして培ったテクノロジーをタウンユースに落とし込んだ、ミニマルで機能的なウェアを展開するデサント オルテライン。その代名詞ともいうべきアイテムが防水性と耐水性に優れた水沢ダウンジャケットだ。3度目を数えるグラフペーパーとのコラボレーションは、最高峰モデルの「マウンテニア」をベースにサイズアップしたダイナミックなシルエットが特徴で、今回発売される新作はさらに大胆な余白をもたせて過去最大サイズに仕上がった。
表地のシェルにはインライン同様にストレッチ性に優れた DERMIZAX® MICRO STRETCHを採用。高い撥水性を兼ね備えた高機能4ウェイストレッチ素材でありながら、光を吸い込むようなマットな質感によりモダンで都会的な印象に。フロントのファスナーには機密性の高いダブルベンチレーションシステムを、フードには自由に出し入れできるパラフードシステムを採用。羽毛の調達過程を追跡できるトレーサブルダウンを使用し、裏地には圧倒的な保温機能をもつHEAT NAVI®を採用するなど、「マウンテニア」を象徴する機能はそのまま、テックウェアとしても高い水準を誇る。
02:Marmot × atmos|MAMMOTH DOWN PARKA
MAMMOTH DOWN PARKAは、1982年にデビューし、2000年代のニューヨーク・ストリートカルチャーの若者達の中で大流行した伝説的なアイテム。今回のコラボダウンは、その復刻モデルとなる。特徴的なのはアトモスならではの絶妙なカラーリング。表地はシンプルなブラックだが、裏地にネオンカラーを採用。大人っぽく着こなせるだけでなく、ちらりと見える裏さし色でさりげなくストリートテイストを漂わせることができる。
機能面も申し分ない。表地には防水透湿素材Dermizaxを採用し、特殊な撥水加工をほどこした750フィルパワーのダウンを充填することで、極寒にも耐えられる防寒性を保持している。また、前身頃にはフロントポケットとハンドウォーマーポケット、前立て部分からアクセスできるナポレオンポケットの3つを備え、内側にはユーティリティーポケットを備えるなど収納力も充実。フードは着脱可能になっており、シーンや好みに応じた着こなしができる。
03:DESCENTE ALLTERRAIN|MIZUSAWA INVISIBLE DOWN JACKET “INV-02”
インビジブルは、デサント オルテラインの誕生10周年を記念して開発された。ブランドの源泉となった高機能ダウンジャケット「水沢ダウン」の特徴である高い防水性と保温性を継承しながら、熱接着ノンキルト加工を採用したり、ディテールをプロダクトの内側に収めることで都会的でミニマルなデザインを追求している。
ダウンジャケットの“INV-02”は、フロントジッパー部分にデュアルジップベンチレーションを採用。2列のジッパーとその間に配置されたメッシュ生地により衣服内に外気を取り込み、内側にこもりやすい不快な熱や湿気を逃すことができる。裏地には光を熱に変換する保温素材ヒートナビを採用しており、衣服内を快適な温度にキープできるなど最先端のテクノロジーが取り入れられている。
04:TAION×GRAMICCI|INNER DOWN JACKET
保温性に優れるダウンアイテムだが、重厚すぎたり、高価だったりして、気軽に着れないものも少なくない。しかし、タイオンとグラミチのコラボダウンなら、コンパクトで、リーズナブルなうえ、洗練されたデザイン。気軽にどこへでも着ていける。
インナーダウンジャケットはアクティブシーンを想定したタフな高密度リップストップナイロンをボディに使用。800フィルパワーのダウンを充填して、優れた暖熱性を確保している。タイオンの定番クルーネックジャケットをベースにデザインされており、付属のバッグに収納して手軽に持ち運べるのも魅力だ。