2022.11.11

スタイリスト二村 毅と考える、ファッションと「落ち葉色」との優しい関係 PART.3

気づけば黒、ネイビー、グレーの服を選んでいる都会の大人たちへの、スタイリスト二村毅氏からのはっとさせる新提案。それが“枯れた葉っぱ”、つまり自然にある色=茶系色の服を取り入れるというもの。もともと馴染み深い色ではあるけれど、自然や季節にもっと寄り添いながら着てみると気分がひと味違う。それこそ大人のファッションの楽しみ方だ。

patagoniaの「メンズ・リバーシブル・シェルド・マイクロディニ・ジャケット」

パタゴニアの「メンズ・リバーシブル・シェルド・ マイクロディニ・ジャケット」
二村さんが自然環境との調和を追求するカンパニー精神にも感銘を受けているパタゴニアからは、リサイクル素材100%のリップストップシェル×ベロアフリースのリバーシブルジャケットを。ナチュラルな素材感と、まさに「枯れ葉」を思わせるフリースのカラーがアウトドアでも街でも秋景色にすっと溶け込む。 ジャケット¥28,600/パタゴニア(パタゴニア日本支社 カスタマーサービス) シャツ¥35,200/エンジニアド ガーメンツ Tシャツ¥7,150/グッドウェア(ビューカリック&フロリック) パンツ¥71,500/ビズビム

Jamieson’sのフェアアイルニットベスト

ジャミーソンズ × ビームス プラスのフェアアイルニットベスト
深いグリーンを基調に、赤茶や黄土色など自然界の色の糸だけで編まれたフェアアイルニットベストは英シェットランド島最古のニットブランド。同じく茶系のロングスリーブTやストレッチサーマルパンツとの新旧の感覚を織り交ぜたミックススタイルが新しい。 ニットベスト¥27,500/ジャミーソンズ × ビームス プラス(ビームス プラス 原宿) Tシャツ¥5,940/エル・エル・ビーン(L.L.Beanカスタマーサービスセンター) パンツ¥19,800/ザ・ノース・フェイス(ゴールドウイン カスタマーサービスセンター)

L.L.Beanの「グローサリー・トート」

エル・エル・ビーンの「グローサリー・トート」
折りたためる薄手キャンバスが日常のあらゆるシーンで役立つ、その名も「グローサリー・トート」。8色のカラーパレットには黒やインディゴもあるけれど、毎日をともにするなら「アーモンドベージュ」がしっくりくる。グリーンのロゴもいい感じ。¥3,190/エル・エル・ビーン(L.L.Beanカスタマーサービスセンター

FILSONの「アバディーン ワーク ジャケット」

フィルソンの「アバディーン ワーク ジャケット」
雨風が強い日や気温が低い日にはテック系アウターがもちろん心強い。しかし今季はクラシックなブラウンカーキのオイルドジャケットであえて悪天候とタフに対峙してみても面白い。野暮ったさを抑えるために、こげ茶のニットや濃いインディゴのデニムで引き締めて。 ジャケット¥53,900/フィルソン(アウターリミッツ) ニット¥35,200/アナトミカ(アナトミカ 東京) シャツ¥36,300/マーガレット・ハウエル デニムパンツ¥37,400/コモリ(ワグ インク) シューズ¥25,300/クラークス オリジナルズ(クラークスジャパン)

goro’sのディアスキンポーチ

ゴローズのディアスキンポーチ
心地よい茶系の服を見つけたなら、身のまわりの大切なものを入れて持ち歩くバッグまでも抜かりなしといきたい。そこで、ゴローズの代表的なレザークラフトの一つであるコンチョのついたディアスキンポーチの出番。愛着をもって使い込めば、きっと自然と身体に馴染んで自分だけの味が出てくるはずだ。 バッグ¥49,500/ゴローズ ニット¥38,500/ジョン スメドレー(リーミルズ エージェンシー) パンツ¥71,500/ビズビム ベルト/スタイリスト私物

THE NORTH FACEのプルオーバーボアフリース

ザ・ノース・フェイスのプルオーバーボアフリース
優れた保温性と軽さを兼ね備えたリサイクルポリエステルのボアフリースは、落ち葉を連想させる赤茶色とノルディック柄ジャカードテープがこれからの時期にぴったり。タフなファティーグパンツ、同系色のモカシンとの合わせは都会の日常にもアウトドア遊びにもフィットする。 フリース¥24,200・帽子¥5,060/ザ・ノース・フェイス(ゴールドウイン カスタマーサービスセンター) パンツ¥35,200/ヤンクシャー(アール 柳橋) シューズ¥92,400/ラッセルモカシン(ピルグリム サーフ+サプライ) バッグ¥49,500/ゴローズ



Direction&Styling:Tsuyoshi Nimura 
Photos:Hiroaki Aoi 
Model:Kenjiro Tateyama 
Composition&Text:Kai Tokuhara

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