エレガントな中にも適度なカジュアルさを演出してくれるプラダのバッグは、オンオフで大活躍してくれる優れもの。1つ持っておけば様々なシーンで着こなしを格上げしてくれるはずだ。
大人が選ぶべきプラダのバッグ
プラダのブラックリナイロンのバックパックのかっこよさは周知の事実。誰でもどんな服装でも、背負えば垢抜けて見える魔法のバッグに、なんと新色カーキが! 2000年代初頭にレディスのバッグで発売されたことはあったものの、メンズでは満を持しての初登場。モードなフォルムにミリタリー気質の色気が加わり、黒からの乗り換え欲求が止まらない! 縦53.5㎝×横32㎝×マチ16.5㎝。
80年代に革新性の象徴として、いち早くナイロンをモードに取り入れたプラダ。トライアングルロゴのついたナイロンバッグは実用性も兼ね備え、メゾンのアイコンとして展開されてきた。中でもこの定番バックパックは、大きすぎず“ちょうどよい”サイズ感と収納の充実ぶりで№1バッグの呼び声が高い。トラッド感のあるネイビーは2022年春夏の新色。
イタリアのアクアフィル社とのパートナーシップのもと、プラダはすべてのバージンナイロン製品を「リナイロン(再生ナイロン)」に切り替えた。海から回収されたプラスチック素材を再利用、浄化して進化させたリナイロンに、伝統の「サフィアーノ」レザーのパーツが品格を添える。背面はパッド入りのメッシュファブリックで背負いやすく、フラップトップや両サイドのポケットも機能的だ。縦45×横27×マチ17cm。
プラダといえば、高密度ナイロンを使ったアイテムを通して、スポーティなディテールやエッセンスをモードに押し上げた立役者だが、今季は新たなるステージに。上質で張りのあるコットンキャンバス素材が目をひくショルダーバッグは、しっとりした品のいい質感で、シャツやジャケットにも馴染みがいい。トライアングルロゴをそのままバッグにしたようなデザインは、単に見た目のインパクトだけでなく、容量をしっかり確保しつつ、身体への安定したフィット感を実現するなど、理にもかなっている。ダブルファスナーで開口部が大きく広がるので、荷物を探しやすく、取り出しも楽。さらに、使い勝手のいいブラックは日本限定。これは、買い逃したら後悔する!
プラダが推進するサステナブルを象徴するのが、海洋投棄された漁網などから作られたリサイクルナイロンの「Re-Nylon」シリーズ。ホリデーシーズンの新作、スクエアシェイプのベルトバッグにも採用されている。にじんだようなロゴプリントや、ジャカードロゴの太いナイロンベルトがデザインのアクセントに。
フロントにファスナーポケット、メイン収納パートにもポケットを備える。ナイロンだから軽量で、クロスボディとしても使いやすい。タイムレスな実用的バッグ。縦12.5×横21×マチ4.5cm。
おしゃれな大人の愛用プラダ
リナイロン × レザーバックパック
「PRADA 2021-22AWコレクションのランウェイで一目惚れしたバッグパック。一見するとシンプルなデザインに見えますが、PRADAのアイコニックなトライアングルロゴを思わせるファスナー付フラップ、コロンとした可愛らしさの感じられるシルエット、PRADAが得意とするナイロンとファスナーやハンドルに使われているレザーによる素材のコントラストなど、実物は想像以上に存在感があって最高です」
「一番の魅力は持ち方のバリエーションの広さ。バッグパックなので背中に背負うのはもちろんのこと、レザーハンドルを使ってトートバッグ風に持つこともできます。そして何よりも面白いのがクラッチバッグのように腕に抱えるスタイル。ショールックでも取り入れていた持ち方で、着こなしの”横方向”にボリュームを加えてくれるアプローチがものすごく新鮮。新しいアイテムだけでなく、新しい見せ方まで提案してくれるのはハイブランドの凄味の一つだなぁと改めて感じました」