2022.10.28
最終更新日:2024.03.08

【A.P.C.の別注ブラックジーンズ】こだわる大人の冬服ベストバイ10選(後編)

独自の視点&感性で洋服選びに一家言をもつ10人の男たち。着て、見て、触って選び抜いた個人的ベストを発表!

【A.P.C.の別注ブラックジーンズ】この画像_1

速水健朗さん(ライター、エディター)の
ベストバイ

JAN MACHENHAUER

コーデュロイコート ¥132,000

ヤン マッケンハウアーのコーデュロイコート
「膝丈のロングコートでコーデュロイ素材ってかなり珍しいのでは。ダイヤ柄のキルトステッチが入った、かわいげのある表情が脱力ムードを後押し。ズシンと生地の重みはあるけど、ラグランスリーブで動きは苦にならない」。インドのアトリエで一人の職人がすべて縫い上げる手間のかかった作りに愛着も湧く。¥132,000/ヤン マッケンハウアー(メイデン・カンパニー)

ヤン マッケンハウアーのコーデュロイコート 速水健朗さん(ライター、エディター)

ロングコートはこれくらい力が
抜けているほうが
気負わずに着られそう

He is

人に会うことが多い仕事柄、クリーンで上品なスタイルを心がける。足元はローファーが信条。が、スニーカーのときも。


綾 瞳さん(会社員)の
ベストバイ

SH

スエードジャケット ¥93,500

SHのスエードジャケット
エスエイチでは定番のジャングルファティーグを初めてレザーにチェンジ。「レザージャケットは好きで何着も持っているけど、重いのが悩みの種。でも、これは柔らかくて薄いスエードを使っていて、裏地もついておらず、シャツかと思うほどに軽やか。裏地の革面は加工によってニットなどの毛がつかないようになっているのもうれしい」。¥93,500/SH(ストール ショールーム)

SHのスエードジャケット 綾 瞳さん(会社員) 

ファティーグジャケットの素材を
スエードに替える発想に脱帽

He is

服飾資材専門商社で働く「服に詳しすぎる」会社員。毎週月曜日はその週のコーディネートテーマを決める日に設定。


嶋田哲也さん(ムロフィス プレスマネージャー) の
ベストバイ

Riprap

カーディガン ¥61,600

Riprapのカーディガン  
1960年代のアメリカで着られていた昔懐かしいカーディガンをベビーアルパカにアレンジ、リラクシングなフィットで再現。ネックラインのカール仕様やターンナップした袖口は当時のデザインを踏襲している。「袖を通してみると、うっとりするような滑らかさ。カーディガンにしては高いかなと思うけど、ほかに買うものを我慢してでも買いたい」。¥61,600/Riprap

嶋田哲也さん(ムロフィス プレスマネージャー) Riprapのカーディガン  

ベビーアルパカの古着顔なカーディガン、
ありそうでなかった!

He is

気に入ったアイテムをとことん集める猪突猛進型。クラークスの英国製のデザートブーツを10足近く揃えていたことも。


池田尚輝さん(スタイリスト)の
ベストバイ

A.P.C. for ÉDIFICE

ブラックジーンズ ¥33,000

A.P.C. for ÉDIFICEのブラックジーンズ
「最近また気になっていたアー・ペー・セーのジーンズ。濃すぎず、薄すぎない褪せた感じのブラックの出し方が本当にうまい。ストレッチデニムにありがちな平板な感じもなく、風合いはヴィンテージさながら」。インラインのモデルよりレングスを短く調整したことで、日本人の体型によりフィット。¥33,000/アー・ペー・セー フォー エディフィス(エディフィス 新宿店)

A.P.C. for ÉDIFICEのブラックジーンズ 池田尚輝さん(スタイリスト) 

褪せた黒色で王道ストレート。
理想的なブラックデニムに出会えた

He is

ベーシック路線だけどチャレンジングな姿勢も崩さないファッション愛好家。最近、クリストファー・ネメスデビューを果たした。


加藤 秀さん(美容師)の
ベストバイ

extreme cashmere

ハーフジップニット ¥101,200

エクストリーム カシミアのハーフジップニット
「ハーフジップ、懐かしいけど一周回った今だから着たい。カシミヤらしい柔らかな肌触りはずっと着ていたくなるし、襟が立ちきらない感じも人なつっこい印象で好き。冬の澄んだ青空のような色味もいい」。ブランド名のとおり、上質なカシミヤ使いは真骨頂。スポーティなハーフジップもニットならスマートに着られる。¥101,200/エクストリーム カシミア(BIOTOP)

加藤 秀さん(美容師) エクストリーム カシミアのハーフジップニット

スポーティなハーフジップと
カシミヤの新鮮なマッチング!

He is

古着もブランドも垣根なく愛するヘアスタイリスト。服が増えすぎて、4畳の衣装部屋に収納しきれなくなった。




Photos:Shinsuke Sato 
Stylist:Masashi Sho 
Text:Masato Nachi

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