ジャコット(コート代わりとして活用できる肩幅も身幅も広く、着丈が長く、おまけに生地がちょっと厚めなジャケット)の楽しみ方をもっと知りたいという人のため、ニューヨーカーに着こなし方のコツを聞いてみた。
短めのクロップドパンツがちょうどいいんです
![ニューヨーカーに聞いた! 旬なジャコットの画像_1](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/25176/2018_10_Jt_img_1.jpg)
ジャスティン・バウムさん(プロダクトデザイナー)
四角く張り出した肩のラインが特徴のヴィンテージのプラダの一着。「こういうユニークなシルエットのジャコットは、アクネのクロップドパンツでバランスをとりながら、落ち着いた雰囲気にまとめるのがいいと思います。肩幅の広いシルエットのわりに袖丈は短いんです。ニュートラルなグレーの色味も気に入っています」。
思い切って極端なくらいビッグサイズを選ぶこと!
![ニューヨーカーに聞いた! 旬なジャコットの画像_2](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/25176/2018_10_Jt_img_2_1.jpg)
ディエゴ・ハディスさん(エディター)
「マンハッタンのヴィンテージショップで購入したジル・サンダーのダブルジャケット。ジャコットとして着るときは、サイズを思い切り大きくすることが重要! ボタンは留めずに、軽やかにはおるぐらいがしっくりきます。若めのおじいちゃんを意識したスタイリングです」。ロゴTとナイキのエアマックスでハズした。
フォーマルとカジュアルを程よくミックス
![ニューヨーカーに聞いた! 旬なジャコットの画像_3](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/25176/2018_10_Jt_img_3_1.jpg)
リキ・ブライアンさん(FELLOW BARBER ディレクター)
オーバーサイズを選びながらも、コスチュームのように見えない、ちょうどいいバランス。「ジャストサイズに仕立てたパンツとグッチの上品なローファーを合わせることで、ジャコットが引き立つと思います。こういうフォーマルとカジュアルをミックスするような着こなしが好きですね。生地は、信頼のハリスツイードです」。
Photos:Naoko Maeda