英国を代表する老舗ブランド、マッキントッシュ。数年ぶりにリニューアルされた名品から今の気分にハマる新作まで、異なる魅力をもつ4つのコートを試着、その着心地をレビューする。
NEW DUNKELD
クラシックなのに今っぽく着られる 井上直哉さん(TOMORROWLAND PR)
マッキントッシュといえばダンケルド。見た目以上に身幅にゆとりがあるので、中に厚手のニットが着られるのはうれしい。防水だったり、ライナー付きだったり、クラシック顔なのに気がきいているのも好印象。(井上)
「第一ボタンを外すと襟が自然にロールして開襟状態をきれいに保ってくれる。上品なのに程よくカジュアルな雰囲気も出て、断然着やすいです!」(井上)
SKYE PARKA
大人が着られるミリタリー、これでした 斉藤絋士さん(会社員)
男らしいミリタリーコートの雰囲気はあるのに、マッキントッシュらしい深い色味と控えめな光沢で上品にまとまっていますよね。おまけに防水なので、ちょっとした雨ならフードをかぶれば傘なしですむのもうれしい!(斉藤)
「首まわりにニュアンスを出してくれるフードのエコファーは着脱が可能。アリ・ナシでかなり雰囲気が変わるので、2着分のコーディネートが楽しめるのはありがたい」(斉藤)
HUMBIE
ジャケットのように気軽なコート! 渡邉秀嗣さん(バリスタ)
着丈の短いボックスシルエットだから、気軽にはおれてほかのコートに比べ合わせるものを選ばない。ショート丈で車の運転中も気にならないと思います。メルトンウールで保温性はあるのに着心地は軽くて、一日中着られそう!(渡邉)
「極端に太いスリーブストラップは手元にニュアンスが生まれるし、モードな雰囲気もありますね。一方で白く箔押しされたボタンはかわいげもあって◎」(渡邉)
BORNESS LONG
肩の凝らないユニークなトラベルコートです 池田尚輝さん(スタイリスト)
濃いインディゴの色味や膝までしっかりと隠れる長さ、襟を立ててボタンで留められる仕様など、実に大人な雰囲気。それでいてハンティングジャケットのようなカジュアルなムードも併せ持っていてぐっときました。(池田)
「ポケットが大きくマチもあるので、スマホや財布などいろいろなものを入れるのによさそう。トラベルコートというだけあって収納力が抜群ですね」(池田)
マッキントッシュ青山店
TEL:03-6418-5711
Stylist:Takeshi Toyoshima
Composition&Text:Mayu Yamamoto