高額でも十分納得できるアウターがある。リーズナブルなのに驚くほど質の高いアウターもある。重要なのは値段ではなく、期待を超える価値があるかどうか。コストパフォーマンス重視のアウターを厳選した。
OVER ¥100,000
MARGARET HOWELL WOOL DUFFLE COAT¥176,000
ケンプ(白く硬く見える毛)が特徴的な、英国の老舗ファブリックメーカー、フォックスブラザーズ社製のヘビーメルトンを使用。ジュートのひもやトグル、ヘリンボーンテープなどディテールはオーセンティックにまとめつつ、リラックス感のあるシルエットに。これぞ一生モノだ。¥176,000/マーガレット・ハウエル
HOMELESS TAILOR FOOD COAT¥137,500
食べ物をポケットにたくさん収納できるようデザインされた、その名も「“FOOD”コート」。デッドストックの甘織りのコットン生地が雰囲気よし。背面に使い捨てカイロ用のポケットを搭載しているのもユニーク。¥137,500/ホームレステイラー(オーバーリバー)
BATONER WOOL COAT¥110,000
カシミヤと同等の細さの15.5ミクロンのウールを使用。旧式の機械で時間をかけて編み、圧縮して仕上げたメルトンウールは滑らかな肌触りが魅力。ホテルのガウンをイメージしたデザインで、上品なリラックス感が漂う。¥110,000/バトナー
CIOTA WOOL GABARDINE TIELOCKEN COAT¥121,000
上質な原綿であるスヴィンコットンから生産される糸の中でも、特に生産数量が限られる超細番手の糸を使ったオリジナルの生地を採用。ヴィンテージのギャバジンに着想を得た高密度の生地は、玉虫色の美しさも格別。¥121,000/シオタ(シオタ トウキョウ)
HERILL WOOL HARRINGTON JACKET¥110,000
脱脂や染色といった加工を最小限に抑えることで素材本来の保温力や柔軟性、耐水性を最大限生かしたブラックシープウールを使用。メルトン風の肉厚さはありながらも柔らかく快適。裏地がない仕立てで軽快な着心地。¥110,000/ヘリル(にしのや)
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Photos:Yoshio Kato
Stylist:So Matsukawa
Composition&Text:Jun Namekata[The VOICE]
Stylist:So Matsukawa
Composition&Text:Jun Namekata[The VOICE]