すでにスーパー A マーケットなどのセレクトショップや、公式インスタグラムにて一部アイテムがお披露目されていたものの、フルコレクションが揃うのは旗艦店がはじめて。そのスタイルはというと…ひと口では語れない懐の深さが魅力だ。というのも、キャバンには「トラッド」や「モード」などといった“ジャンル”や、アイテムに“性別”の区切りがないため着こなしのルールもない。年齢や国籍も超えて着る人の個性をさらに引き出すシンプルでモダンなウェアは、自由度が高いぶん着る人の“力量”も問われるが、それもまた楽しみのひとつ。「右に倣え」で凝り固まったファッション観に風穴を開けるカンフル剤となりそうだ。