2022.09.03
最終更新日:2024.03.08

【もしも10万円が自由に使えるなら?】おしゃれな大人が選ぶ服と小物20選ー後編ー

もし降って湧いたように、手元に10万円が舞い込んできたら? 堅実に前から狙っていたものを買うか、あえて普段なら手を出さないものに“冒険”してみるか。人となりが表れる究極の二択!

味を出すまで楽しむなら?

ACALMANTHOLOGYのレザーシューズ ¥79,200

ミニマルでエレガント。
履き込むにつれ深まる味も楽しみ!

BBODEのクロシェットシャツ ¥89,100

ハンドクラフト感あふれる一着を、
くたくたになるまで着たい

井田正明さん(スタイリスト)
「10万円自由に使えるなら、“一緒に成長していくアイテム”に投資したい! ブランドのこだわりの詰まった服をくたくたになるまで着ることで、自分だけの逸品にしたいんです。ストイックな表情のカルマンソロジーの一足は履き込むにつれて深まる味をじっくり楽しみたくて。手編みのニットのような繊細な表情と鮮やかで独特な配色のボーディは、すでに着古されたヴィンテージの雰囲気が今の気分にぴったり。くたくたになって身体に馴染んでいくのも楽しみ」。

(A)シューズ/カルマンソロジー (B)シャツ/ボーディ(スーパー エー マーケット 青山)


大人のレザーはどっち?

ALEMAIREのカメラバッグ  ¥77,000

これ一つでスタイリングの幅が広がる。
ロングアウターと相性抜群!

BBACCAのレザーパンツ ¥93,500

レディスブランドならではの
モード感が最高

井上直哉さん(トゥモローランド PR)
「僕なら、カジュアルなスウェットやGジャンに合わせる上質なアイテムを買いたい。ルメールのカメラバッグは、ありがちなクロシェットより存在感があって、ロングアウターの上からアクセントとして合わせるとカッコいい。一方、風を通さず、適度に品よく見えるレザーパンツって、現行品だと合うサイズがなかなかないのが悩みの種でしたが、レディスブランドに視野を広げたらバッカを発見! 大きめのサイズ感で男性でもいける」。

(A)バッグ 縦9㎝×横9.5㎝×マチ5㎝/ルメール(スクワット/ルメール) (B)パンツ/バッカ(スーパー エー マーケット 青山)


冒険か? 慣れか?

ABUNNEYのバッジ  ¥94,600(¥42,900⋅¥51,700)

これがあれば毎日ゴキゲンになれる

BLEMAIREのレザーシューズ ¥83,000

主張しすぎず細身のパンツに合う

松岡 歩さん(会社員)
「今あらためて好きなブランドの定番品にお金をかけて、着こなしをブラッシュアップしたい。冒険&奮発してバニーのバッジか、安定して履けるルメールのレザーシューズか。バニーはデニムからウールまで、いろいろなジャケットにつけてアレンジできる。アクセサリーは簡単に気分をアゲられて、自分の機嫌取りにも最適。ルメールは以前から狙っていた名品。甲が低くスクエアトウのデザインが、気分の細身のパンツに品よくマッチしそう」。

(A)バッジ/バニー(スープリームス インコーポレーテッド) (B)/ルメール(スクワット/ルメール)


「余裕」があったら欲しいもの

AHERILLのカシミヤニット  ¥71,500

原毛から仕入れているカシミヤは
一度着たらクセになる心地よさ

BMONTBLANCのボールペン ¥57,200

毎日使うペンが上質だと
気分が引き締まるし、
できる男に見えますよね

西野大士さん(にしのや代表・ニート デザイナー)
「買ったら絶対使えるとわかってるけど、5万〜10万円のアイテムって価格帯的につい後回しにしがち。余裕ができたら次こそ買いたいと常々思ってるのがこの二つ。カシミヤ100%のヘリルのニットは、肉厚ですごく暖かく、肌触りも最上級。デザイナーの大島さんはカシミヤニットのセットアップで寝て、翌日そのまま出勤しているそう。そのくらい身体に馴染ませたい。そしてスケジュール管理は手帳派の僕にはボールペンが必需品。モンブランは手に馴染むころっとしたフォルム、余計な力が入らない書きやすさなど、試し書きするたびに惚れ惚れしますね」。

(A)ニット/ヘリル(にしのや) (B)ボールペン/モンブラン(モンブラン コンタクトセンター)


総柄ニットか? 総柄小物か?

ANICENESSのニット  ¥99,000

個性的なフェアアイル柄。
マフラーにもなる2WAYが面白い!

BBLESSのブランケット ¥92,400

織りで表現した写実的な柄は、
そこにあるだけで気分を変えてくれる

高橋友樹さん(イーライト セールス&PR)
「ナイスネスは短丈のボレロだけど、袖をマフラーとして使えるキャッチーな一着。さまざまな色のカシミヤ糸を使ったオリジナルのフェアアイル柄が、“贅沢すぎるマニアック感”があってツボ。軽くて柔らかくて暖かい極上の天然素材も申し分なし。一方、ベッドに掛けたりソファに敷いたり、一枚で部屋の雰囲気をガラッと一変させるブレスの大判ブランケットも捨てがたい。秋冬のQOLを上げてくれるのはどっちなんだろう?」。

(A)ニット/ナイスネス(イーライト) (B)ブランケット/ブレス(Diptrics)




Photos:Yuichi Sugita
Stylist:Masashi Sho 
Composition&Text:Hisamoto Chikaraishi[S/T/D/Y]

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