2022.06.01

【シャツ&ポロ編】スタイリスト3人が指南。大人の夏服がおしゃれに見える着こなしテクニック

暑い季節のスタイリングは、シンプルゆえに面白みに欠ける。個性豊かなスタイリスト3人が独断と偏見で、単調になりがちな夏の着こなしをフレッシュに見せる「ひと手間」のテクニックをレクチャー!

【シャツ&ポロ編】スタイリスト3人が指南の画像_1

Stylists

片貝 俊
シンプルスタイルを洗練させた品のいいカジュアルが好評。30〜40代に適切なかわいげの演出も得意。

池田尚輝
天然素材やアウトドアウェアをミックスして、モードを日常に落とし込むスタイリングにファン多数。

松川 総
音楽や映画などのカルチャーに造詣が深く、カジュアルでも奥行きのあるスタイリングを提案する。


ポロシャツの襟をもんでやわらかなニュアンスを出す

襟に動きが生まれると、首元の抜け感も生きてくる
きちんとした印象をつくってくれるポロシャツはもちろんいいけれど、鹿の子地のものを一枚で着るとマジメに見えすぎてゴルフ帰りのお父さんにもなりかねません。僕のオススメは、襟をぎゅっともんでニュアンスをつけること。この微妙な表情だけで堅苦しさがなくなり、首元にゆとりがプラスされる。ポロシャツの素材に合わせて、時に強く、時に優しくクセをつけてみてください。(片貝) ポロシャツ¥19,800/オーラリー メガネ¥36,300/グーヴォ(ブリンク ベース)
優等生すぎてつまらない

優等生すぎてつまらない


シャツの袖を1回折り、先端をもう1回折り返して華やかさを出す

ロールアップ幅の4分の1程度を折り返す
夏にはキレイなブロードシャツが気持ちいいですが、普通に着るのも味気ない。ぜひオススメしたいテクニックがこれ。袖を1回折ったらぐっとたくし上げて、カフの縁をそっと折り返すだけ。くるくるとロールアップするのは間抜けだし、ゴワッと上に寄せるのもみっともないけど、これならラフさの中にも華やぎをプラスできます。(松川) シャツ¥60,500/アイアムドーク(メイデンズショップ)

シャツの胸元を第3ボタンまで開けて優雅な色気をつくる

白Tは首が詰まり気味のものを
シャツ一枚で着るより難度が上がるインのTシャツ見せ。ボタンを3つ開けて胸元にやわらかなドレープをきかせ、Tシャツはネックの詰まったタイプを。シャツは柔らかな素材を選んで優雅な印象に。紺と白のようにコントラストのつく配色でVゾーンをつくるのがポイント。露出を抑えながらもセクシー。これが正しい男の色気です。(池田) シャツ¥26,400/N.ハリウッド コンパイル(ミスターハリウッド) Tシャツ¥9,900/オールドジョー(オールドジョー フラッグシップストア)
ボタン1つ開けだと暑苦しい

ボタン1つ開けだと暑苦しい


BDシャツの襟ボタンを外してラフな動きをつける

第2ボタンまで開けて少し抜けを
ボタンダウンシャツの爽やかな色柄は夏に映えますが、休日にそのまま着るとやや堅苦しい。軽やかに着こなすなら、ボタンダウン部分のボタンは外して襟を開いてあげること。顔まわりがマイルドな雰囲気になります。(片貝) シャツ¥28,600/インディビジュアライズド シャツ(メイデン・カンパニー) Tシャツ¥6,490/ビブテックス(alpha PR)
がっちり留めるとちょっと“ビジカジ”に見えちゃう

がっちり留めるとちょっと
“ビジカジ”に見えちゃう




Photos:Teppei Hoshida 
Hair&Make-up:Kousuke Hirose 
Stylists:Naoki Ikeda Shun Katakai So Matsukawa 
Models:Yuji Matsumoto Hisaki Hayashi 
Text:Takako Nagai

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