新生活の区切りでもある春は、財布を新調するのにベストなシーズン。毎日使うものだから、妥協せず心から欲しいと思うものを手に入れたい。グラフィカルなニューアイコン「CD ダイヤモンド」が話題の「ディオール」では、コンパクト財布とジップカードホルダーの新作&定番を狙い撃ち。
”CD DIAMOND” TRIFOLD WALLET
「CD ダイヤモンド」が人気の3つ折り財布に
1974年、名アーティスティック ディレクターのマルク・ボアンによってデザインされた「CD ダイヤモンド」が、トーン・オン・トーンでモダンに蘇った。バッグを筆頭にさまざまなアクセサリーに採用され、早くもニューアイコンとして人気の存在に。コンパクトウォレットもバリエーション豊富に展開されている。
アイコニックな「ディオール グレー」の「CD ダイヤモンド」キャンバスの外装に、同系色のスムースカーフスキンを組み合わせた3つ折り財布。札入れの内側にカードポケットを配したミニマルな仕様。コインポケットが外側にあって使いやすい。縦7.5×横9.8cm コイン1カ所、札入れ1カ所、カードポケット3カ所
”CD DIAMOND” BI-FOLD WALLET
シックでトレンド感もあるコーヒーカラー
サマー2022シーズンはランウェイでもブラウン系のワントーンスタイルを多様に打ち出したのが印象的だったディオール。ニューアイコンにもコーヒーカラーをラインナップしている。クラシックにもアーシーにも見えて、手に取るたび新鮮な気分に。
ボディカラーに合わせてフロントにはゴールドトーンの真鍮製“DIOR”シグネチャーが。二つ折り財布も内装は同色のスムースカーフスキン。内側にフラップ付きのコインポケットを備え、札入れも2室になっているのが特徴。縦9.5×横11.5cm コイン1カ所、札入れ2カ所、カードポケット4カ所、フリーポケット2カ所
”CD DIAMOND” ZIP CARD HOLDER
レザーコンビのエレガントなカードホルダー
旬のフラグメントケースは、「CD ダイヤモンド」キャンバスとスムースカーフスキンのコンビネーション。「CD ダイヤモンド」キャンバスは、オーガニックのコットンキャンバスにシルクスクリーンで柄をあしらう凝った製法だから、ブラックのトーン・オン・トーンも奥行感あって美しい。
ジップポケットはシンプルな一室構造で、紙幣やコインを入れるにも十分な容量。内装はレザーでエンボス加工の“DIOR”シグネチャータグがあしらわれている。カードポケットはカットに工夫があり、出し入れがスムースにできるのも特筆。縦7.5×横13.2cm カードポケット4カ所、フリーポケット1カ所
”CD ICON” TRIFOLD WALLET
シボ感のあるグレインドカーフスキンが新鮮
前出の「CD ダイヤモンド」三つ折り財布と同じスペックのフルレザー版。2021年春からの定番でシボ感のあるカーフスキンがマスキュリンな印象。ジャケットやパンツポケットにもストレスなく収まる手のひらサイズ。黒革だからオーセンティックなスーツにもしっくり合う。
光沢のあるグレインドブラックレザーに白銀色の真鍮製“CD ICON”シグネチャーが存在感を放つ。コインポケットも札入れも洗練されたスナップクロージャーで、開け閉めもスマート。縦7.5×横9.8cm コイン1カ所、札入れ1カ所、カードポケット3カ所
”DIOR OBLIQUE” ZIP CARD HOLDER
「ディオール オブリーク」にもフラグメントケースが
「ディオール オブリーク」ジャカードもマルク・ボアンによって1967年に考案されたデザインがベース。キム・ジョーンズによって再解釈が加えられて登場して以来さまざまなアイテムが展開されているが、昨年秋には待望のフラグメントケースが登場。こちらはファブリックの質感とマッチする、グレインドカーフスキンとのコンビネーション。
ポケットなどの仕様は前出の「CD ダイヤモンド」と同じ。薄型だからジャケットの内ポケットにもすっきり入れられる。縦7.5×横13.2cm カードポケット4カ所、フリーポケット1カ所
キャッシュレス時代の「大人の財布」選び
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori