2022.03.09
最終更新日:2024.03.07

【大人が選ぶ「デニム」の正解】25年愛用している「リーバイス®︎507XX」

今、デニムに気持ちが向いている大人たちに、その選び方、着こなし方の正解を聞いてみた!

【大人が選ぶ「デニム」の正解】25年愛用の画像_1

25年間ずっと着ているセカンドを、大人らしくリラックスして楽しんでいます

弓削 匠さん / Adult Oriented Robes デザイナー
アートディレクター。ユージュ、アダルト オリエンテッド ローブスのデザイナー。代々木上原のレコードショップ兼ブティックアダルト オリエンテッド レコーズのオーナー。

【大人が選ぶ「デニム」の正解】25年愛用している「リーバイス®︎507XX」 弓削 匠さん / Adult Oriented Robes デザイナー 1
「20歳の頃、背伸びをして手に入れたリーバイス®507XX、通称セカンドを25年間着続けています。ファッションというより機能的なワークウェアという面持ちが強いセカンドを、都会的に着こなすミュージシャンに憧れたんですよ。紺ブレとローファーの合わせは大好きな『スタイル・カウンシル』(下写真)のリーダーであるポール・ウェラーが昔やっていたもの。当時は制服のブレザーの下にジージャンを着て、ポロ ラルフ ローレンのボディバッグで通学していましたが、今は自分でデザインした紺ブレにポロ ラルフ ローレンのキャップをかぶり…現代の街と自分の年齢に合わせてアップデートして着ています。若かりし頃にかっこいいと思って影響を受けたものは結局、今もいい。スタイリングはマイナーチェンジをしつつ、これからもこのデニムを着続けたいです」
【大人が選ぶ「デニム」の正解】25年愛用している「リーバイス®︎507XX」3

最も感銘を受けたバンド、スタイル・カウンシル。リーバイス®のホワイトデニムのセットアップが洒脱。


【大人が選ぶ「デニム」の正解】25年愛用している「リーバイス®︎507XX」 弓削 匠さん / Adult Oriented Robes デザイナー
ヘビーダメージに育てた507XXは、上質なウェアと合わせてこそ魅力が際立つ。弓削さんは肩の落ちた紺ブレにやや太めの白パンで、現代的なリラックス感と上品さを併せ持つスタイルに仕上げた。
【大人が選ぶ「デニム」の正解】25年愛用している「リーバイス®︎507XX」2
最近また気分だというリーバイス®560。太いわたりとテーパードされたシルエットは、一見普通ながら週末デニムとして最適な一本。はき心地も楽!
【大人が選ぶ「デニム」の正解】25年愛用している「リーバイス®︎507XX」2

各時代の象徴的なデニムが見て取れるAORのレコード。弓削さんのデニムスタイルにも影響を与えている。




Photos:Yuka Uesawa 
Composition&Text:Takako Nagai

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