ネイビーは黒と並ぶ大人の着こなしの基本カラーだが、定番すぎるが故に新鮮さをキープするにはコツが要る。達人たちの着こなしを参考に、ぜひ旬なネイビーコーディネートを構築してほしい。
01:柳川一心さん(会社員/チームウオモ)
柳川一心さんは、秋冬のメインアウターとしてクードスのロング丈のチェスターコートを購入。暖かい厚手のメルトン素材と黒に限りなく近い上品なネイビーカラーが購入の決め手だったという。長めの着丈だが、ほど良くタイトな身幅が大人っぽくシャープな印象を演出。高めの位置に設定されたウエストベルトがスタイルアップ効果を生み出すと同時に、エレガンスに拍車をかけている。
02:児玉孝志さん(36歳/ビューティ&ユース PR)
児玉孝志さんが愛用しているネイビーアイテムは、スティーブンアランがショットに別注したピーコート。ショットが70年代から作り続けているモデルをベースにアレンジを加えてある。やや長めの着丈やオーバーサイズのシルエット、ヴィンテージをモチーフにした錨ボタン、大きな襟やチンストラップなど見所満載な一着だ。
03:猪浦舜さん(29歳/会社員)
オーラリーのゆったりとしたホワイトパンツに、コンバースのオールスターのありそうでなかった組み合わせ。今年、人気再燃中で久々に着たいダッフルコートを見事にブラッシュアップさせている。+Jのダッフルコートはネイビーだから、ホワイトとの相性も抜群。MM6のトートバッグもホワイトにして、コートスタイルを爽やかでクリーンな印象に仕上げた。ちなみに、猪浦さんは文化系な装いとは裏腹に、趣味のランニングを週5でこなすスポーツマン。そのギャップも魅力だ。
04:松本大地さん(39歳/プロデュース業)
「落ち着いたネイビーとブラウンの組み合わせが今の気分です」。レショップのビッグシャツに同じく身幅のあるザ シードのショートアウターを同系色でレイヤード。パンツもザ シード。
Text:Tetsu Takasuka