懐かしくも武骨で安定感のあるワークブーツは、今年のブーツブームの火つけ役。気分の一足は?
DANNER
田中 遥さん(フリーPR)
ヘリテージっぽいデザインなのにゴアテックス。このミックス感、やばい!
石田達也さん
(スティーブン アランアシスタントバイヤー)
武骨なルックスに反して、軽くて履きやすく驚きました。アッパーも柔らかい作りになっていて、マウンテンブーツ初心者でも難なくトライできると思います。
40年以上ダナーに勤めているパタンナーの手によりオリジナルを再現したリバイバルモデル。シュータンは現行品とは異なり、レザーとスエードのコンビにすることで奥行きが生まれ、武骨な趣が増している。もちろんゴアテックスを使ったライニングやビブラムソールはそのままで、快適さ、歩きやすさは折り紙付きだ。「ダナーライト リバイバル」¥60,500/ダナー
Paraboot
古明地拓朗さん(レショップ マネージャー)
久々にマウンテンブーツを履いたけど、このレトロな雰囲気はかわいくてぐっときた。ワイドパンツにぴったり。よくも悪くもノーズの形がシャープで合わせ方に悩むかも?
柳 雅幸さん(MAIDEN COMPANY プレス)
土くささが恋しくなるほど上品な出来。潔いワントーンに好感がもてます。
マウンテンブーツのデザインや仕様をベースに、細身でシャープな木型と屈曲性を改良したソールを使い、よりタウンユース向きに仕上げている。また、アッパーの革をソールに縫い込むステッチダウン式を採用することで、見た目をすっきりさせながら、足裏の返りが柔らかくなるように工夫している。「アヴォリアーズ」¥74,800/パラブーツ(パラブーツ青山店)
DIEMME × BEAMS
綾 瞳さん(会社員)
履き口の当たりがソフトで足に馴染みやすい。ニュアンスある色使いが都会的です。
池田尚輝さん(スタイリスト)
シボ革を使った素材感や別注したブラウンの配色はキャラが立っていて、モノとしてかわいい。カシミヤニットとか柔らかい素材の服と合わせて、街履きしたい。
イタリア北東部の山岳地帯にて誕生した登山靴専門メーカーに、ビームスが大人っぽい深みのあるブラウンで別注。レザーを切り替えたデザインはファッション性が高く、ワードローブにアウトドアのムードを品よくプラスする。ビブラムソールを採用したハイブリッドな仕様は、トレッキングや街遊びなど幅広く活躍。「ロッチャベット」¥60,500/ディエッメ×ビームス(ビームス 原宿)
MERRELL
宮本哲明さん(MIYAMOTO SPICE 代表)
「マウンテンブーツといえばコレ!」という王道のデザインは、あえてかっちりしたセットアップに合わせたい。最初は硬いので、街履きには慣れる必要がありそう。
石田達也さん
(スティーブン アランアシスタントバイヤー)
防水加工された天然レザーは耐久性もバッチリ。アッパーの光沢が上品です。
アッパーには厚さ3㎜の撥水フルグレインレザーを採用。履き込むほどフィット感が増し、風合いに深みが出てくる。メレルで最も硬いFLEX8のソールやビブラムのアウトソールにより、安定性とグリップ力を確保。誕生時から変わらないラストを使い、洗練されたフォルムとタフなデザイン、唯一無二の履き心地をもたらす。「ウィルダネス」¥49,500/メレル(丸紅フットウェア)
試着メンバー
綾 瞳さん(会社員)
池田尚輝さん(スタイリスト)
石田達也さん(スティーブン アランアシスタントバイヤー)
古明地拓朗さん(レショップ マネージャー)
田中 遥さん(フリーPR)
中室太輔さん(muroffice ディレクター)
宮本哲明さん(MIYAMOTO SPICE 代表)
柳 雅幸さん(MAIDEN COMPANY プレス)
【大人が履くブーツの正解】に関するおすすめ記事はコレ!
Stylist:So Matsukawa[TRON]
Text:Hisamoto Chikaraishi Kohji Ogata