これまでにない“押す”スーツケース「バカブー ボクサー」のポップアップイベントが伊勢丹新宿店でスタート。従来のスーツケースの常識を覆す、まったく新しいシステムは一見の価値あり。
ありそうでなかった「押す」スーツケース
突然ですが、普段どんなスーツケースを使ってますか? 軽量、頑丈、あるいはブランド名など、特徴はそれぞれあるけれど、イメージしたのはガラガラ引いて歩くタイプでは。日頃「引いて運ぶ」動作に慣れない僕らには腕が疲れる、段差でもたつくなんて手間も当たり前だと思っていた、今日までは。
アムステルダム発のモビリティブランド、Bugaboo(バカブー)のスーツケース「バカブー ボクサー」は従来品の進化形ではない、まったく新しいシステム。その特徴は「押して運ぶ」スタイルにある。
人間工学に基づくデザインが「運ぶ」をラクに
ありそうでなかったアイデアは空港内のカートからヒントを得ている。もともと高性能ベビーカーでデビューしたブランドだけあって「押して運ぶ」ノウハウはお手の物。安定感のあるワイドグリッドハンドルや4輪タイヤのなめらかな動きは、「押すだけだから指一本で押して運べる」という謳い文句の通り、驚くほど軽い。人間工学に基づくデザインがこれを可能にするわけだが、この快適さを知ったらもう戻れない。
段差や悪路でも頼もしい大きめの4輪タイヤは、ハンドルの上げ下げで後輪を、足元のレバーを踏んで前輪をそれぞれ展開・格納できる仕組み。ワンタッチで出発&コンパクトに収納できる、この手軽さも「バカブー ボクサー」の魅力だ。
自由に容量拡張。カスタマイズできるスーツケース
画期的なアイデアはもうひとつ。「バカブー ボクサー」のボディは、ハンドルから車輪まで一体となったシャーシ(車体)と、異なるサイズのケースが別々になっているため、旅行内容に応じてカスタマイズできる優れもの。2つのケースを組み合わせて容量を拡張することも可能だ。同シリーズのビジネスブリーフやトート型トロリーも装着でき、その全てがワンタッチでセット完了というお手軽さ!
他にも、アウターや上に乗せた手荷物を留めるラゲージストラップや、シャーシ外側に付属された取り外し可能のラップトップケース(オーガナイザー)など、“かゆいところに手が届く”便利なディテールの数々も旅を快適にサポート。そのうえクリーンで洗練されたデザインとくればもう言うことなし。
国内で唯一、「バカブー ボクサー」を体験できる!
ワンタッチで様々にカスタマイズできるガジェット感、わくわくしませんか? 実際に体験してみると想像の倍は驚かされるはず。その実力は伊勢丹新宿店にて開催中のポップアップイベントでぜひお試しを。本館地下1階、メンズ館との連絡通路前にある旅行・鞄エリアのウィンドウは今「バカブー ボクサー」一色に。
Photos(ISETAN):Mao Nakazawa