2021.10.25
最終更新日:2024.03.07

UOMOとTOKYO BASEの2ブランドとのコラボが実現。大人のための最強コート作りました

UNITED TOKYOとPUBLIC TOKYO。TOKYO BASEの人気2ブランドと、お馴染みのUOMOメンバーが大人のためのコートを共同製作。それぞれのブランドの個性を生かしながらUOMOらしさを反映した上品なデザインに仕上がった。

UOMOとTOKYO BASEの2ブランの画像_1

UNITED TOKYO × UOMO

作ったのは…

機能的でソリッドなハンティングジャケット風コート

じわじわ注目を集めているハンティングジャケット。しかし一度通ってきた世代としては、この年で挑戦するのに気恥ずかしさもある。それではどんなディテールなら着られるか。デザインに関わった4人のこだわりとは?


Designed by

松川 総
スタイリスト

忽那洋平
会社員

楊井一博
UOMO編集部

網谷侑亮
UNITED TOKYO


POINT 1

ミニマムに見えて機能性抜群

UOMOとTOKYO BASEの2ブランの画像_2
ハンティングジャケットをベースに、弱撥水でストレッチのきいたボンディングのウール素材を採用。ソリッドな表情に仕上げ、男くさくもモード感のある唯一無二の雰囲気に。「ハンティングジャケットのようなディテールでモダンなショートコートがあれば年相応に着られるんじゃないかと思いました。UNITED TOKYOの品のよさと自分の好きな土くささが見事に融合しています」(松川)。「シンプルでクラシック。まさに今の気分です」(忽那)。

POINT 2

ネックを立てて着られる2WAY

UOMOとTOKYO BASEの2ブランの画像_3
襟部分にはコーデュロイをミックス。細うねでカジュアルに見えないのが特徴だ。チンストラップをつけて、ネックを立てられるようにデザイン。「コーデュロイの襟をつけることでのっぺりせず奥行きが加わったと思います。UOMO世代になると首元の防寒が大事なので、このギミックはうれしいです(笑)」(楊井)。「チンストラップで固定すると、もたついてしまい、結局使わないことが多いのですが、これはすごくきれいにきまる」(松川)。

POINT 3

着やすい3カラーで展開

UOMOとTOKYO BASEの2ブランの画像_4
全3色展開。モデル着用のブラック以外にオリーブとネイビーを用意。「いずれもUNITED TOKYOで人気のカラー。ボンディングのウールなので、軽くて身体によく馴染みます。ストレッチもきいていて、シワになりにくい。機能性抜群ですが微光沢があるので上品に見えるんです」(網谷)。「襟のカラーはブラックはボディと同色。オリーブとネイビーは主張はしすぎないけど、しっかりと存在感のあるコントラストにこだわりました」(楊井)。

POINT 4

かわいげのあるビッグシルエット

UOMOとTOKYO BASEの2ブランの画像_5
ぶかっとならない、大人もOKなビッグシルエット。アームも身頃も素材の特性を生かして程よく丸みをつけた。「特に横から見たふわっとしたシルエットが気に入っています。正面からは男っぽく、横からはかわいく見えるのが面白い。袖の内側にリブ袖をつけて防寒性を高めました」(忽那)。「よりソリッドに見えるようにシームポケットを採用。サイドにスリットをつけたことにより可動域が広がり、ストレスフリーで着られます」(網谷)。

コート¥39,600・ニット¥18,700・ジーンズ¥19,800/ユナイテッドトウキョウ(ユナイテッドトウキョウ神宮前) ベルト/スタイリスト私物


PUBLIC TOKYO × UOMO

作ったのは…

服好きの、服好きによる、服好きのための3WAY

服好きはわがままだ。「一着でアレンジがきく」「バッグ並みに収納力が欲しい」「悪天候を気にせず出かけたい」。だけど、「エレガントな印象のものを」。そんな大人のこだわりを詰め込んだ3WAYコートのポイントをお届け!


Designed by

豊島 猛
スタイリスト

斉藤紘士
会社員

力石恒元
エディター

谷野達郎
PUBLIC TOKYO


POINT 1

モード顔のレイヤード仕様

UOMOとTOKYO BASEの2ブランの画像_6
スタンドカラーのブルゾンとノーカラーのロングライナーを重ねた3WAYタイプ。顔まわりはすっきりさせながら、着丈の異なる裾がシルエットにボリュームをつくり、美しいAラインシルエットに。「無駄を削ぎ落としたミニマムなデザインは、着こなしを大人っぽく仕上げてくれる。アクセントとして、袖口のタブを通常の1.5倍くらい大きくしてアイキャッチにしています」(谷野)。「裾に向かって広がるコートは、トップスにボリュームをつくる重ね着とバランスがとりやすい。品のいい質感なのでGジャンのような武骨なアウターでも、キレイめにまとまります」(豊島)。 コート¥39,600・デニムジャケット¥22,000・ニット¥7,700・パンツ¥16,500/パブリックトウキョウ(パブリックトウキョウ 渋谷) 

POINT 2

ショート丈でスポーティに変身

UOMOとTOKYO BASEの2ブランの画像_7
スイングトップのように一枚で様になる存在感。シャリ感のある上品な表情は、ニットなどの柔らかい素材とミックスしても楽しい。「丈が短いボックスシルエットが今っぽい。裾のドローコードを絞れば、カジュアルでスポーティな印象に!」(斉藤)。「撥水&透湿性をもつテック生地を使っているから、カジュアルにガシガシ着られる。身幅もしっかりあるので、厚手のインナーを着ても動きやすい」(力石)。 ニット¥8,800・Tシャツ¥7,150・パンツ16,500/パブリックトウキョウ(パブリックトウキョウ 渋谷)

POINT 3

デザインポケットが遊びをプラス

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「ライナーだけで着ると見た目がガラッと変わって愛嬌がある。アウターとしてもインナーとしても使えます」(谷野)。「右胸のAirPodsポケットが大活躍しそう」(斉藤)。ミリタリーやワーク、アウトドアのウェアに見られるさまざまなポケットをフロントに配置。 長袖Tシャツ¥12,100/パブリックトウキョウ(パブリックトウキョウ 渋谷) その他/上と同じ

POINT 4

スタイルを格上げする大人な3色

UOMOとTOKYO BASEの2ブランの画像_9
色はベージュ、ブラック、チャコールの3色展開。「キレイめなベージュ、モードなブラック、クリーンなチャコール。個人的にはベージュが新鮮で気分」(豊島)。「落ち着いたカラートーンはリッチ感があってTシャツからジャケットまでなんでも合う」(力石)。


Photos:Riki Yamada Taro Hirayama
Hair&Make-up:AMANO Kazuya Matsumoto[W]
Stylist:So Matsukawa[TRON] Takeshi Toyoshima
Models:Jeremy Alek 
Composition&Text:Hisamoto Chikaraishi

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