文化系アウトドア男子におすすめのアイテムを、10月も人気ブランド別に紹介! ザ・ノース・フェイスではバルトロなど名品ダウンが11月になる前に完売の可能性あり。是非今月のうちに買っておきたい。厚手のフリースやキャンプにマストなダウンシューズもお見逃しなく。

01:マウンテンダウンジャケット

ゴアテックスシェルにダウンを封入したマウンパ
1985年の発売以来、アップデートを繰り返しながら発売されているマウンテンジャケットがベース。そのロングセラーに中わたを封入したダウンジャケットも近年の人気定番だ。バッフル(ダウンが入っている膨らんだ場所)が表にでない、スッキリしたデザインが好評。
表地は防水透湿素材のゴアテックス、裏地にはなめらかで肌ざわりのいいパーテックス・クァンタム、リサイクルダウンをたっぷり封入してフカフカの着心地に。パープルは今季の新色。着こなしに品のよさとトレンド感を添えてくれる。
02:ノベルティーヌプシベスト

アイコンダウンのデザインを踏襲するベスト
肩の切り替え2トーンにビルトインフード仕様が特徴の、ヌプシジャケットのデザインを取り入れたダウンベスト。中は羽毛専業メーカー、河田フェザーで徹底的に洗浄され、生まれ変わったリサイクルクリーンダウンを採用している。
このグリーン系の迷彩は今季のニューカラー。迷彩ながら品のよさがあり、きれいめスタイルのハズしから、旬のアメカジまでポイントアイテムとしてマルチに使える。静電防止加工が施され、内ポケットにコンパクトに収納して携行できるポケッタブル。
03:スウィープ

ウエストバッグは豊富なカラバリにも注目!
薄手のウインドブレーカー程度なら入る、収納力抜群のウエストバッグ。メイン収納のほか、トップやウエストベルト左側にもポケットがあり、必要なものを分けていれられる。底部分には摩擦に強い厚手ナイロンを配するなど、パートによってリサイクルナイロンの強度を変えて耐久性と軽量性を実現。
スウィープは無地のほか迷彩柄やベルトに色を差したコンビカラーなど、展開色の多さも魅力。ウエストベルトが片手で簡単に調整できるので、トレイルでもシティでも活躍してくれる。縦16.5×横38×マチ9.5cm。
04:アンタークティカバーサロフトジャケット

隠れた人気を誇る厚手のフリースジャケット
毛足の長い、保温性を重視したボリューミーなフリースジャケット。右袖のワッペンにANTARCTICA(アンタークティカ/南極大陸)と書かれている通り、もともとは極地用につくられたシリーズ。だから一枚で、アウターにしても十分暖かい。
フリースジャケットには珍しく、蒸れを防止するためのベンチレーションが配されている(それほど暖かい!)。袖口にはストレッチ素材のサムホールをあしらい、袖口からの冷気をシャットアウト。軽量で着やすいので、秋冬アウターとしてヘビロテ必至。
05:バルトロライトジャケット

中は薄着でOKな軽量&極暖ダウンジャケット
肩と肘の切り替えが特徴的な、かつての極地用アウターのライト版。ライトとはいえ光電子をミックスしたクリーンダウンが襟元、フードにもぎっしり詰まっていて、シェルは防風性の高いゴアテックス インフィニアム素材だから極暖と評判。今や予約しないと買えない超人気商品になっている。
保温効果を高めるために身頃よりも袖まわりにボリュームをもたせたデザインが、着ぶくれして見えないポイント。雪上ハイクなど真冬のアクティビティもOKというヘビーデューティ仕様で冬を快適に。
06:ヒートストレッチ ビーニー

新作ビーニーは自然な暖かさが心地よいと大好評
ラインロゴが着こなしに旬のニュアンスを添えてくれるビーニーが新作で登場。縫い目のないホールガーメント製法で裏地を袋状に編み、保温効果を高める光電子を全体に含ませているから暖かく、快適なかぶり心地が続く。
このビーニーはスパンデックス糸をミックスして大きめに仕上げ、ヒートセット加工(熱処理を加えて形態を安定させる)を施すことで高いストレッチ性とフィット感を実現した。フィールドではアンダーヘルメットウエアとしても有効。
07:ハンプバックウォータープルーフモック

イージー型の中わた入りスリッポンが新作で!
シューレース替わりにゴムをあしらったモックタイプのスリッポンシューズ。履き口にゴムシャーリングを施して保温性を高めた。踵を踏んで履くこともできるイージー型はキャンプ時にも重宝だ。アッパーはリサイクルポリエステル素材、防水メンブレンを挟みこみ、雨や雪に対応。リサイクルの化繊中わただから濡れてもロフト感(かさ高)をキープできる。
バッフルを内側につくることでデザインをシンプルに仕上げた。オールブラックはアウトドアだけでなく、タウンユースや悪天候時のビジネスシーンにも応用しやすい。
08:GTXパフマグネトリクライメイトジャケット

シェルとダウンカーディガンが合体した便利な3WAY
やわらいゴアテックス パックライトの防水ジャケットとノーカラーのダウンジャケットを合体。それぞれ単体でも使うことができる3WAYアウターは、シェルとインナーをジップとマグネットで合体させるザ・ノース・フェイスの新レイヤリングシステムを採用。秋冬から春まで長い期間、多様に楽しめる。
袖口に専用スライダーや首元にマグネットを使用することで、ウエアのもたつきを防ぎ、着るときの手間が少ない。シェルもダウンも軽くて着やすく、家ではダウンカーディガン、出かけるときにシェルを合体させてといった着方もストレスなくできる。
買うべき「ザ・ノース・フェイス」をもっとみる
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori