秋冬定番ワードローブのトレンチコートの新作が「LE」から10月9日に発売。一枚袖で縫製した伝統的デザインと、現代風に着やすく改良したオリジナルの2タイプでの提案だ。どちらを選ぶかで大人男子のスタンスも問われそう。
服道楽が集う「L’ECHOPPE(レショップ)」から派生したブランドの「LE」から、オリジナルのトレンチコートが登場。10月9日から渋谷ミヤシタパーク2階のレショップ渋谷店とオンラインストアで発売中だ。
注目のデザインだが、正反対のアプローチから、「トラディショナル」と「モダナイズ」の2型を提案。
古き良き伝統的ディテールを組み込んだ「トラディショナル」タイプのトレンチは、80年代の「アクアスキュータム」によく見られる一枚袖。
通常ならば腕の上部と脇の下の2箇所で2枚の生地を縫い合わせるニ枚袖で縫製されるはずが、生地1枚を脇の下の1箇所のみで縫い合わせられている。肩から袖にかけて縫い目がないため、シルエットは肩のラインに沿って流れるように落ちていく。
一枚袖は現代では着づらいとされているが、そのフォルムを「LE」独自で改良した本格仕様なのだ。
両極端なデザインアプローチを可能にした「LE」の美学は、本気の服道楽の成せるワザだ。
これぞ、ファッションの選択の自由。
ヴィジュアルを見比べて、解説動画をチェックして、レショップ渋谷店に試着しに行こう。大人男子マストバイのトレンチコート、今の気分はどっちだ!?
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Text: Takafumi Hojoh