2021.10.13
最終更新日:2024.03.07

ロロ・ピアーナ×藤原ヒロシ、最高品質のエレガンスとストリートの出会い。コラボレーションをオールビュー!

最高品質のマテリアルとイタリアの職人技に、東京ストリートのエッセンスが融合。あのロロ・ピアーナが、藤原ヒロシ氏を迎え入れてカプセルコレクションをリリース。UOMOではエッジの効いたラグジュアリーなアイテム群を最速、しかも全部見せ! さらに今回のコラボレーションについて、独占インタビューを公開!

ロロ・ピアーナ×藤原ヒロシ、最高品質のエの画像_1
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藤原ヒロシ 音楽プロデューサーやファッション・デザイナーなどさまざまな肩書きをもち、東京ストリートを創始したゴッドファーザー。UOMO本誌の人気連載「BACK AND FORTH」もチェック。

Q.ご自身にとってロロ・ピアーナとはどんな存在でしたか?

90年代に知り合いからカシミヤとコットンニットならロロ・ピアーナが最高だ、と教えてもらい、それ以降ずっと着ています。日本でもお店を覗くし、ミラノなどでもたまに買うかな。いろんなニットのブランドがあるけれど、クオリティが全然違います。僕は薄手のハイゲージが特に好き。夏にコットン、よく着ています。

Q.今回はfragment designではなく、Hiorshi Fujiwara名義です。コラボレーションに名前をつけたのは初めてと聞きました。

基本的に、コラボレーションを頼まれる時はfragmentのロゴをメインで使って欲しいとよく言われるんですが、今回はそうしたオファーがなくて。純粋にデザインを楽しめたのが嬉しかったし、やりがいがありました。何より自分が昔から興味を持ち続けているロロ・ピアーナからお話を頂けたのは光栄ですね。

Q.コレクションのテーマはありますか?

やっぱりお堅い高級服ってイメージがあったので、どこまで踏み込んでいいか、探り探りやってきたのですが、穴を開けるとか、タギングのロゴに変えるとか、結構好きにやらせてもらいました。基本的には僕が着られるロロ・ピアーナというか、自分のアーカイブを表現しています。

Q.今回は素材の表裏を反対に使っているのが特徴的でした。

コロナの影響で会って打ち合わせができなかったからかな。僕がこんな感じでやりたい、と言うとイタリアからいくつか生地サンプルが送られ、そこから選ぶんですが、何も書いてないからどっちが表なんて考えもしてなかった。Gジャン型のブルゾンとかカシミヤファーのアウターとか、裏面がいいってお願いしていたらしいですが、そのまま商品化されました。個人的には満足のいくものばかりですが、ロロ・ピアーナにとって僕はネガティブなデザイナーですね。

Q最後にUOMO読者にメッセージをお願いします。

UOMOって、みんなぶかっとした服着てますよね。僕も昔からぴったりよりは少し大きく着ますが、今回はいつもよりも作りが大きめなので、UOMO寄りになってきました(笑)


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ダメージニット

生後1年未満のヒルカス仔山羊から僅かに採れる少量のベビー・カシミヤを使ったボディのあちこちに大胆に穴を開けてしまった”贅沢すぎてありえない”一枚だ。究極にラグジュアリーでパンクなニットは、ドロップショルダーによるゆったりとしたシルエットも特徴。¥165,000/ロロ・ピアーナ(ロロ・ピアーナ ジャパン)


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ハイゲージニット

カシミヤとシルクを混紡した、ニットにしては極細の糸を使用したどこまでも上品なボディ。しかしネックとラグランスリーブのロックステッチを表に出すことで、裏返しているかのようなラフな見た目に。高級ニットこそ直球で着ない。そんなストリートマインドを感じさせる一枚。¥132,000/ロロ・ピアーナ(ロロ・ピアーナ ジャパン)


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パターンニット

ネックの詰まった求心編みに’90sカルチャーを思い出すカシミヤニットは、適度に肉厚で保温性も抜群だ。連なるチェーンは藤原ヒロシさんがいつか何かに使おうと温めていた思い出の柄がモチーフ。ジャカード織りであしらい、立体的な模様に。左袖の赤いラベルがアクセント。¥176,000/ロロ・ピアーナ(ロロ・ピアーナ ジャパン)


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コットンニット

太さの異なるコットンを撚り合わせて生まれる、一見ロロ・ピアーナらしからぬ不規則な編み地のニットだが、じつは藤原ヒロシさんも昔から愛用していた定番モデル。今回は首元のリブを裏返したようにアレンジ。柔らかく包み込まれる上質な肌触りと、程よいボリューム感がポイントだ。¥121,000/ロロ・ピアーナ(ロロ・ピアーナ ジャパン)


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ストール

クラシカルな大判スカーフは、大ぶりのフリンジがアクセント。手作業で取り付けられ、手結びされたこだわりのディテールだ。表面に特殊な加工を施すことで、波打つような光沢と高い保温性を確保している。カシミヤを最大限に生かした、ブランドのこだわりを感じる一枚。¥148,500/ロロ・ピアーナ(ロロ・ピアーナ ジャパン)


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ドリズラージャケット

ヴィンテージのディテールを踏襲したコットンジャケット。ワークウェアに見られるパッカリングの忠実な再現は、藤原ヒロシさんがこだわった点だ。防風・防水仕様でありながらも、柔らかく快適な着心地をキープしてくれるテクニカルなファブリックの表裏を逆に使用している。¥275,000/ロロ・ピアーナ(ロロ・ピアーナ ジャパン)


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モッズコート

モッズコートのシルエットはそのままに、表地にベビー・カシミヤ、裏地にピュアシルクという、この上ない組み合わせで仕立てた。大胆に配された鮮やかなブルーのライニングと、白文字のグラフィックにストリートのテイストを感じさせる、藤原ヒロシさんらしいアプローチ。¥682,000/ロロ・ピアーナ(ロロ・ピアーナ ジャパン)


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キャッシュファーのコート

ロロ・ピアーナの特権ともいえる、厳選された上質なベビー・カシミヤを惜しげもなく使用し、ストームシステム®による防水・防風加工を施したミリタリー型のロングコート。生地を裏返しているため、ファー部分が裏地になったが、職人技でシルクを少量加えたカシミヤが、包み込むような手触りを際立たせている。¥1,078,000/ロロ・ピアーナ(ロロ・ピアーナ ジャパン)


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3wayジャケット

とある映画の1コマに着想を得たというリバーシブルジャケットは、テクニカルファブリックを使ったMA-1とスーパー150’sの繊細なブレザーをドッキング。極細の糸で編まれた生地はオーストラリア産のタスマニアン®・ウール製。流れるような手触りで最上級の心地良さを提供する。¥495,000/ロロ・ピアーナ(ロロ・ピアーナ ジャパン)


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ブーツ

深みのある滑らかなスエードを使用したデザートブーツは、熟練の技を駆使した薄く軽やかなシルエット。天然ゴム配合のソールは履き心地も抜群だ。ライニングにアクセントとなる水色を差し込むことで、これまでのクラシカルなブーツをモダンなルックスにアップデート! 各¥110,000/ロロ・ピアーナ(ロロ・ピアーナ ジャパン)


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ソックス

カシミヤをふんだんに用いた高級ソックスは、格別なフィットと上品なシルエットが魅力。温もりのあるトラディショナルなカラーの切り返しが、藤原ヒロシさんらしさを感じさせるポイントだ。履き口のタギングのステッチも効いていて、スニーカーに合わせても似合いそうだ。各¥14,300/ロロ・ピアーナ(ロロ・ピアーナ ジャパン)


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ニットキャップ

リブ編みによるカシミヤビーニーの魅力は、とろけるような生地感とクラシックなフォルム。物静かなカラーリングと対照的に、大きくプリントされた「LORO P」の文字にも注目。ブランド名を全面に打ち出すこれまでのロロ・ピアーナにない発想が、新しい価値を体現している。各¥38,500/ロロ・ピアーナ(ロロ・ピアーナ ジャパン)


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カシミヤジップパーカ

懐かしくも新鮮なバイカラーをカシミヤで編み上げた、遊び心を感じるジップアップパーカだ。大ぶりなハンドポケットがシルエットに立体感をプラス。袖リブのボーダーストライプが藤原ヒロシさんファンを掴んで離さないディテール。ソリッドなブラックもラインナップされる。¥209,000/ロロ・ピアーナ(ロロ・ピアーナ ジャパン)


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パンツ

デニムのような質感だけれど、ドレッシーな光沢も持ち合わせたチノパン型。ウエストやワタリをたっぷり設けて、裾に向かってテーパードを効かせたシャープなシルエット。目の詰まった生地は自立しそうなハリ感だが、穿くとさらりとして柔らかさもある。グレーのムラ感も美しい。¥63,800/ロロ・ピアーナ(ロロ・ピアーナ ジャパン)


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Tシャツ

Tシャツは、驚くほど柔らかく、それでいて高密度で編み立てられたコットン100%。黒ボディは特に光沢が際立つから、生地の上質さがわかる。小さく刺しゅうされているのはロロ・ピアーナの紋章。背面には今回のコラボレーションの象徴でもある、タギングロゴが大きく施されている。¥46,200/ロロ・ピアーナ(ロロ・ピアーナ ジャパン)


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Tシャツ

標高4000mを超えるアンデス山脈に生息するビキューナ。毛を刈り取ることができるのは2年に一度! それでいて一頭から200gしか採取できない世界最高の繊維が使えるのもロロ・ピアーナの特権だ。そんな絶滅危惧種に敬意を込め、ゴールドの装飾を施した愛くるしいフォトTが完成! ¥53,900/ロロ・ピアーナ(ロロ・ピアーナ ジャパン)


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Tシャツ

前後にプリントされているのは、モンゴル高原の厳しい気候に耐えて生息する、小さくて希少すぎるヒルカス山羊。彼らの柔らかい下毛がカシミヤの原料となり、ロロ・ピアーナの高級感を支えている。てことでフォトTを制作。コラージュ風のデザインにストリートを感じる。¥53,900/ロロ・ピアーナ(ロロ・ピアーナ ジャパン)


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コットンジップパーカ

普通のスウェットとは一線を画す、滑らかな着心地のコットンフーディ。サンド加工によってやさしく起毛させ、柔らかく流れるような肌さわりを表現している。最近は前立てのないパーカがトレンドだけど、久々のジップ付きが新鮮。袖のラインとラグランスリーブがスポーティだ。¥104,500/ロロ・ピアーナ(ロロ・ピアーナ ジャパン)


本コレクションは、10月13日よりロロ・ピアーナ 銀座店、公式オンラインストア、伊勢丹新宿店 本館1階 ザ・ステージに登場するポップアップストア (10月13日~19日)にて発売。発売日より店頭でお客様情報を登録すると、Loro Piana featuring Hiroshi Fujiwara オリジナルステッカーをプレゼント。


問い合わせ先 Loro Piana Japan TEL:03-5579-5182 Loro Piana公式サイトはこちら▶


Photo:Yuichi Sugita(still) Yuhki Yamamoto(Interview)
Styling:Masashi Sho
Text:Masayuki Ozawa,Naoki Kondo

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