2021年秋冬パンツのトレンドは極太スラックス。素材やデザインのバリエーションも豊富に揃っていることも特徴だ。ここでは、素材やタイプ別におすすめの一本をピックアップ。複数揃えておけば、着回しコーディネートの幅がぐっと広がるはずだ。
スーツ素材:NEAT for is-ness 「2WAYワイドパンツ」
2021年で20周年を迎えるブランド、イズネスとパンツ専業ブランドのニートがタッグを組んで生み出したワイドパンツ。アメリカンウーレンカンパニー社のスーツ生地を使用して高級感を演出しつつ、極太のシルエットでインパクトのあるルックスに仕上げている。裾をスナップボタンで絞ることによりテーパードシルエットにアレンジできるのも特徴。
デニム:Cellar Door 「CODY」
スラックスのイメージが強いパンツ専業ブランドのセラードアーだが、デニムパンツの出来栄えも秀逸。こちらの1本は股上が深くゆったりしたシルエットが特徴だが、ウエストから裾にかけて絶妙にテーパードさせることではき心地よく仕上がっている。総裏地のため、滑らかな肌触りが抜群だ。
チノ:GUCCI 「ワイドチノ」
グッチのイメージをいい意味で覆してくれる武骨なワイドチノがこちら。ワークテイストの雰囲気十分なウォッシュ加工をほどこしたコットンキャンバス生地を用いつつ、計算されたシルエットにより大人っぽさもしっかりキープできる。ヒップ部分にはかわいい子ネコの刺繍があしらわれており、そのミスマッチがパンツの個性をさらに引き立てている。
レザー:Graphpaper 「ゴートスエードシェフパンツ」
2021年秋冬はスエードパンツにチャレンジしてみてはいかがだろう。グラフペーパーが手がけた本作は、人気のシェフパンツを耐久性が高くて柔らかいゴートスエードでアレンジしている。深みのあるグレーカラーの味わい深い表情はスエードならでは。ワイドシルエットのためスエード特有の肌にまとわりつく感触もなく、はきやすい。
カーゴ:JIL SANDER+ 「カーゴパンツ」
ジル サンダー+が送り出した極太シルエットのカーゴパンツ。洗いをかけたコットン素材を採用しており、さらっとした肌触りや味わいのある色合いが特徴となっている。撥水加工が施されており、少しくらいの水濡れなら気にせずはけるのも嬉しい。裾にはコードがついており、絞り具合を調節することで全体の印象をアレンジできる。
ミリタリー:Tangent 「TAN06° Pierre」
ミリタリーパンツの専業ブランドと自らを位置づけ2021年にデビューしたばかりの気鋭ブランド、タンジェント。フランス軍のミリタリーパンツ「M-47」の後期モデルをベースにしつつ、少し高めの位置に配した小ぶりなカーゴポケット、脚がきれいに見える高めの位置に入れた膝の切り替えなど、モダンなシルエットにアップデートされている。
シャカパン:WE×RELAXFIT by SUPERMARKET 「NORTH PADRE ISLAND PANTS」
2020年神宮前にオープンしたショップ「WE」が、祐天寺の人気古着店「SUPERMARKET」に別注したナイロンパンツ。「SUPERMARKET」が1980年代のビーチパンツをベースに作ったオリジナルデニムを撥水性のあるナイロンタッサー素材に置き換えている。ウエストのフィット感をマジックテープで簡単に調節できるのも魅力。
アントリム TEL:03-5466-1662
グッチ ジャパン クライアントサービス TEL:0120-99-2177
グラフペーパー TEL:03-6418-9402
ジルサンダージャパン TEL:0120-919-256
タンジェント TEL:050-5218-3859
WE TEL:03-3405-2570