2021.08.27

この秋、大人が真っ先にはきかえたい「チノパン」6選

この秋は、久しぶりにアメカジに回帰したい気分。となると、まず手に取るべきパンツは…チノパン一択! ここ数シーズン、プリーツの入った柔らかなスラックスや、ウエストまわりに優しいイージーパンツばかりはいていたからか、張りのあるタフなチノクロスが健康的に見えて新鮮だ。

この秋、大人が真っ先にはきかえたい「チノの画像_1

ライトオンス チノビットローファー


この秋、大人が真っ先にはきかえたい「チノの画像_2
久々すぎるチノパン。足元に何を合わせるかが悩ましいところ。スニーカーもいいが、たっぷりクッションをもたせて革靴を合わせるのも悪くない。ただプレーンなローファーだとちょっと古くさい。そこでビットローファーの出番だ。クロケット&ジョーンズの一足は、いい意味で色気が控えめでチノパンともさらっと馴染む。ヤンクシャーは、もともと老舗アメリカンワークブランド、ビッグヤンクから派生したレーベル。ちょうどいいオンス感に浅めのベージュカラー、手頃な価格も魅力的。 パンツ¥20,900/ヤンクシャー(アール 柳橋) ブレザー¥306,800/クリスタセヤ(ビオトープ) シャツ¥39,600/イートウツ(インコントロ) シューズ¥90,200/クロケット&ジョーンズ(トレーディングポスト青山本店)

クリースド チノスタジャン


この秋、大人が真っ先にはきかえたい「チノの画像_3
オーセンティックなスタイルを無理なく現代的にアップデートできるのが理想。アメカジが気分だし、チノにスタジャンを合わせる王道的な着こなしにもトライしたいが、昔ながらのヘビーデューティな見え方は避けたい。そこでスタジャンはクリーンな白、チノパンもワンタック&センタークリースが裾まで縫いつけられた上品な一本を選んでみた。重々しくなくスポーティにも振れすぎず、いいあんばいだ。 パンツ¥29,700/アナトミカ(アナトミカ 東京) スタジャン¥59,400/セトルマイヤーズ × シップス(シップス 渋谷店) カットソー¥17,600/エイトン(エイトン青山) スニーカー¥11,000/ナイキ スポーツウェア(NIKE カスタマーサービス) バッグ¥20,900/アウトドア プロダクツ(レショップ 青山店)

ワンプリーツ チノドレスシャツ


この秋、大人が真っ先にはきかえたい「チノの画像_4
ドレスシャツにスラックスを合わせても面白みがない。チノパンだからこその意外性を楽しみたい。ユナイテッドアローズがオーラリーに型から別注した一本は、深くとったプリーツと、やわらかなワイドテーパードシルエット。ウエストのフロントに持ち出しをつけるなど、ディテールまで上品。フライのワイドスプレッドカラーシャツもよく映える。 パンツ¥36,300/オーラリー フォー ユナイテッドアローズ(ユナイテッドアローズ 原宿本店) シャツ¥57,200/フライ(ストラスブルゴ) シューズ¥159,500/ジェイエムウエストン(ジェイエムウエストン 青山店)

オリーブ チノ紺ブレ


この秋、大人が真っ先にはきかえたい「チノの画像_5
この秋はジャケット代わりにブレザーをはおりたい。合わせるシャツはもちろん迷わずBD一択。問題はボトム。王道のベージュもいいが、さすがに往年のアメトラ感全開で少々気恥ずかしい。オリーブチノでハズすくらいが気楽でいい。股上を深くとったワイドシルエットで、軍パン感覚で着こなせる。 パンツ¥38,500/イートウツ(インコントロ) ブレザー¥264,000/コモリ(ワグ インク) シャツ¥38,000/エンジニアドガーメンツ フォー ローワーケース(トラベルクチュール/ジュンカスタマーセンター) スニーカー¥13,200/ナイキ(ダメージドーン セカンド)

ホワイト チノニットポロ


この秋、大人が真っ先にはきかえたい「チノの画像_6
巷で見かける白パン。デニムで取り入れるのはハードル高めだが、チノパンなら馴染んで見える。1924年創業の老舗ワークブランドの一本はUS企画の本格派だが、8.5オンスのコットンツイル素材で程よい厚さ。スラッシュポケットだからポケットに手を突っ込んだ際の見え方も悪くない。大きめのニットポロでリラクシングに。 パンツ¥9,680/ユニバーサル オーバーオール(ハイ!スタンダード) ニット¥85,800/イザベル マラン オム(イザベル マラン) カットソー¥18,700/ギャルリー・ヴィー(ギャルリー・ヴィー 丸の内店) キャップ¥4,180/ニューエラ ブーツ¥41,690/レッドウィング(レッド・ウィング・ジャパン)

ワイドフィット チノカバーオール


この秋、大人が真っ先にはきかえたい「チノの画像_7
お馴染みLEからもチノパンの新作が仲間入り。M43をベースに、コットンの表面を微起毛させたスタンダードとワイドの2種類で、ともにストレートシルエット。今回は着こなしに動きの出るワイドフィットをチョイス。コモリのカバーオールに、ベン デイビスのハーフジップシャツ、足元はレッドウイングのクラシックモック。全身ワークアイテムで固めてもガチに見えず現代的だ。 パンツ¥24,200/エルイー(レショップ 渋谷店) ジャケット¥46,200/コモリ(ワグ インク) シャツ¥8,250/ベン デイビス・カットソー¥2,750/チャンピオン(ともにプロップスストア) ブーツ¥41,690/レッドウィング(レッド・ウィング・ジャパン)



Photos:Naoya Matsumoto
Hair&Make-up:AMANO
Stylist:Shuhei Yoshida
Model:Masahiro Iwaoka

RECOMMENDED