クリエイティブディレクターの南貴之とニートを手掛ける西野大士がタッグを組んで、新ブランド「TapWater(タップウォーター)」が誕生。既存のアイテムに2人がアレンジを加えたミリタリーパンツとチノパンツの2型が、7月3日から発売される。
大人男子に人気の「Graphpaper(グラフペーパー)」などのクリエイティブディレクターとして辣腕を振るう南貴之と、パンツ専業ブランドとして2015年に始動した「NEAT(ニート)」を手掛ける西野大士がタッグを組み、新ブランド「TapWater(タップウォーター)」が誕生。
旬のスタイルにマッチする「ミリタリーパンツ」と「チノパンツ」の2型が、7月3日から発売される。
即完売が予想されるため、先に販売店舗を紹介。
実店舗では「ヒビヤ セントラル マーケット」の一角を占める「キャビネット オブ キュリオシティーズ」と、神宮前の「フレッシュサービス ヘッドクォーターズ」の東京2店舗。どちらも南がディレクションする名店だ。
なお、双方の公式オンラインストアでも販売される。
1型目は、出自がユニークな「ミリタリーパンツ」。前ボタンの無いフロントと、腰回りに注目して欲しい。
アメリカ軍で使用されていたという女性用のランチパンツをベースに、もとはパンツ側面にあった着脱用のロングジップをボタンフライに仕様変更した本作。
性差を問わず着用できるようフロントジップを加え、「タップウォーター」オリジナルのデザインになっている。
公式ヴィジュアルには「ニート」の西野大士が自ら着用モデルとして登場。相性抜群のミリタリーテイストはもちろん、古着やトラッドな装いまで、コーディネートも柔軟に対応できるパンツであることがわかるだろう。
ちなみに、ブランド名の“TapWater”とは“水道水”の意。存在を考えたことがないほどに身近な水道水は、洋服に置き換えると、毎日袖を通すスタンダードのようなもの。
南貴之と西野大士、双方の尋常ならぬこだわりが注入されてはいるが、決して手に余るデザインや贅沢品を謳わずに、日常に寄り添うワードローブを意図としている。
最後に、このタッグの制作過程について。
2人の言葉を借りるならば、“愛着が沸きすぎて捨てられないタンスの肥やしの再編集”とのこと。西野が持ち寄り、南がアイデアを出し、2人で練って新たな息吹を芽生えさせる。クリエイティブの過程が目に見えるようだ。
期待の新ブランド、「タップウォーター」の新作が待たれる。
ニートのパンツをもっと知りたい!
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