ギラついて見えない、安っぽいカッコつけ男に見えない。そんな文化系男子が求めてやまないサングラス選び&コーディネートの秘訣とは。その答えは、かつて夢中になったあのアーティストたちのスタイルにあった!
文化系サングラスってこういうこと
ちょっといなたく、ナードな雰囲気でこなす
サングラスはさらりとしがちな夏の着こなしに手軽にポイントをつけられるので、大人にとって非常に都合のいいアイテムだ。しかし日差しが強くなると誰でも普通にかける文化のある欧米と比べ、日本ではいまだ「サングラス=カッコつけて見える」イメージが根強いのも確か。ゆえに「何を、どうかけるか」が非常に重要だ。そこで40歳男子が世代的にピンとくる有名人からヒントを拝借した。
Liam Gallagher
まずは元オアシスのリアム・ギャラガー。パーソナリティはオラオラ系だが(笑)、ことサングラスのこなしに関しては完璧な“文化系”。特にウインドブレーカーや古着のモッズコートといった“いなたい”服にカラーレンズの丸いメタルフレームを合わせた若かりし頃のスタイルは実にセンスがいい。
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Beck
服のいなたさとの相性が絶妙という点では、同じく’90年代のアイコンであるベックも負けていない。特有のナードな雰囲気も相まってさらに艶っぽさは皆無だ。
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Beastie Boys
ビースティ・ボーイズはどちらかというと黒レンズの印象が強いものの、服が自然体のアメカジだからサングラスがむしろいいハズシに。
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Johnny Depp
ハリウッド俳優ならジョニー・デップ。彼の場合はサングラスそのものに抜けのある薄めのカラーレンズや丸みのあるウェリントンを選ぶから、どんな服装でもギラついて見えない。
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結論、鉄板はまず抜け感のあるカラーレンズを選ぶこと。次に黒レンズならコンビフレームや多角形のデザインで適度にファッション感やかわいげを出す。そして服はいなたく、髪型も含めてちょいナードな雰囲気にもっていく。それが“カッコつけない文化系サングラス”の新ルールだ。
メタル×グリーンレンズで’90年代のミュージシャン風に
人気のボストンシェイプは王道なだけに黒いレンズだとちょっとカッコつけすぎ? この夏はもう少し自然体でいるために深いグリーンのカラーレンズはどうだろう。繊細なメタルフレームも相まって’90年代のミュージシャンのようでいいあんばい。タータンチェックのアノラックパーカは一見ミスマッチだがブリットムードたっぷりで、ナードな雰囲気が絶妙だ。
サングラス¥73,700/10 アイヴァン(アイヴァン PR) アノラック¥41,800/エンジニアド ガーメンツ Tシャツ¥8,250/オーラリー パンツ¥46,200/イートウツ(インコントロ)
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Hair&Make-up:Katsuyoshi Kojima
Stylist:So Matsukawa
Models:Harry Herve Christopher Zach James
Composition&Text:Kai Tokuhara