たまには気分を変えてプリントTを。そう思ってはみたもののメッセージ性が強いとなんだかちょっと…。いっそのこと抜けてるプリントをハズシと割り切って使うくらいがちょうどいいのかも。大人たちのゆるくて真面目な一枚を聞いた。
宮本哲明さん(BLANDET SHOWROOM & STORE ディレクター)
「THEモンゴリアンチョップスのTシャツは友人が手がけていて、一見キャッチーで面白いけど、書いてあることは真剣。シンプルに強い言葉が好きで、前向きな気持ちになりたい日に手が伸びます。暗闇でもキラキラ目立つシルバープリントでジャケットのインナーに差してハズしてます」
力石恒元さん(エディター)
「数年前の『ゴッホとゴーギャン展』の公式もの。狂気を感じる粗いモノクロの線で表現された『パイプと麦わら帽子の自画像』がシュール。スーベニアTにしてはゆったりしたサイジングでなかなか今っぽい。シャツを重ねるときは第3ボタンまで開けて、不気味な目だけをのぞかせています」
三好 良さん(1LDK/SO SHOP&HOSTEL NAKAMEGURO ディレクター)
「イラストレーターのNoritakeさんと毎シーズン展開しているコラボレーションTシャツ。UNIVERSAL PRODUCTSで人気の靴下をNoritakeさんのタッチで描き下ろしてもらいました。程よいボックスシルエットと力の抜けたイラストがシンプルでどこか上品。とことんカジュアル使いしたい」
阿久津誠治さん(BIN/ザ ナーディーズ デザイナー)
「愛してやまない映画『ビッグ・リボウスキ』のオフィシャル。この作品自体がハズシの要素で成り立っているし、この二人の写真がいい意味でダサさが際立っていて最高! ブシェミがいないことが残念ですが…。ボディがフルーツオブ ザ ルームで、お土産Tっぽいカジュアルな雰囲気が好き」
高畑 誠さん(A_UNN PR プレスチーフ)
「最近、自分のスタイルがモノトーンベースになってきていて、そこに抜け感が欲しくなり購入した77サーカ(ワン バイ ワン)のぺキニーズTシャツ。犬好きということもありますが、単純に女子の目をひけそうだなと(笑)。売り上げの一部を動物愛護団体などに寄付するという姿勢にも共感」
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Text:Kanae Hidaka Hisamoto Chikaraishi