コーチの定番バッグ、フィールドトートの新作がリリースされた。春らしい爽やかでポップなデザインが街に映える。
トートバッグをファッションに昇華させたコーチ
収納スペースが小分けされた便利なブリーフケースやバックパックを愛用している人も多いことだろう。だが、シンプルな作りのトートバッグにも、他には代え難い魅力がある。大きなメイン収納に荷物を適当に放り込んでおける気軽な使い勝手、無駄のないスクエアなデザインゆえに映える色柄などは、トートバッグならではだ。この度、コーチが送り出したフィールドトートの新作も、そんなトートバッグの特徴を存分に生かしている。
実は、コーチは従来、道具として使われていたトートバッグを初めてファッションに結びつけたブランドと言われている。アメリカで氷や木材を運ぶために使われていたキャンバス地のトートバッグだが、1960年代にデザイナーであるボニー・カシンがカラーバリエーション豊かなレザートートを開発したことで、ファッションアイテムに昇華させたのだ。
大容量なので出張にも旅行にも使える
そんな背景があるだけに、コーチのトートバッグのクオリティは確かだ。今回発売されたフィールドトートでは、コットンのキャンバスにレザーを合わせることでカジュアルさと高級感を両立。また、ストライプ柄やブランドロゴを大胆に配することで、トートバッグならではのシンプルなデザインを存分に生かしている。
使ってみれば、トートバッグの魅力を再確認できるはずだ。
Text:TetsuTakasuka