「JOURNAL STANDARD(ジャーナル スタンダード)」が、ゲストデザイナーたちと“定番”アイテムを再定義するプロジェクトレーベル「STANDARD JOURNAL」の第3弾が発表された。今回もハイクオリティな”新定番”が目白押しだ。
ミリタリージャケット、ウールスラックス、バスクシャツが今回のテーマ
完成度の高いデザインで、長く多くの人に愛されてきた定番アイテム。しかし、いざ着こなしに取り入れてみると、どうしてもトレンドにそぐわなかったり、無難な印象にまとまってしまいがち。ジャーナルスタンダードが取り組んでいる「STANDARD JOURNAL」は、ゲストデザイナーを迎えて、そんな定番アイテムを再定義し、現代的な感覚を盛り込んだ新たな定番を作ろうと試みる野心的なプロジェクト。定番の良さを踏まえながらも、感度の高さをアピールできる”新定番”たちは、モノを知る大人たちをきっと満足させてくれるだろう。
今回、ゲストデザイナーに迎えたのは、「product almostblack」デザイナーの川瀬正輝、「RAINMAKER」デザイナーの渡部宏一、そして「77circa」デザイナーの森山直樹の3名。ミリタリージャケット、ウールスラックス、バスクシャツという3種の定番をテーマに、スペシャルなアイテムを創り出した。
どのアイテムにもデザイナー独自の感性が反映されており、個性を主張しながらも、定番ならではの着まわしやすさ、トレンドに左右されないタイムレスな魅力をたたえている。本プロジェクトでは、デザイナーたちとの打ち合わせから製品完成までの一部始終をYouTubeで配信しているのも特徴。動画を見れば、アイテムへの思い入れがさらに深まることだろう。
川瀬正輝 / product almostblack デザイナー
ミリタリージャケット
名品ジャケット、M-51をベースに、裾をカットオフしたようなショート丈にアレンジ。胸元にはハンドウォーマーを備えた大きなマチ付きポケットをあしらいアクセントにしている。
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渡部宏一 / RAINMAKER デザイナー
ウールスラックス
RAINMAKERの定番となっている「道着パンツ」をユニセックスではけるようにアレンジ。ゆったりしたテーパードシルエットが特徴で、選ぶサイズによってはき方を変えることができる。
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森山直樹 / 77circaデザイナー
バスクシャツ
先染めのボーダー柄の上にトリコロールのプリントを重ねてボーダーonボーダーを表現。モックネックを採用することで、従来のバスクシャツとは一線を画す印象に仕上げている。
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大人の新定番「STANDARD JOURNAL」
Text:TetsuTakasuka