Tシャツではラフだという大人にはシャツがいい。もちろん上品なシャツであればなおよい。でも「品がいい」って何だろう。上質な素材? シルエットの美しさ? 細かな視点による、複数にわたる厳しい基準をクリアした「正解」を教えます。
brand | The CLASIK |
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model | ワークシャツ ショートスリーブ |
1[素材]1822年創業の老舗生地メーカーのテキスタイル
2[柄]繊細なモノトーンのグラフチェック
3[仕様]仕立て時に水溶性の芯を用いることで生まれた、優美な襟元
4[加工]製品洗い後、微妙にシワを残した80%のイージープレス
ニュークラシック、ニューオーダー、ニューモダンをキーワードに、現代的なスタイルを提案する新鋭ブランド。前下がりが低くなった小ぶりの襟にボックスシルエット、大きめのスクエアポケット…一見、カジュアルなワークシャツながら、スコットランドの老舗生地メーカーDAVID & JOHN ANDERSONによる、最高級の超長綿を高密度に織ったブロード生地を使用。張りとコシがありつつもシルクのような肌触りを実現した。ドレスシャツ同等の細かなステッチワークで、細部まで上品。シャツ¥36,300/ザ・クラシック
brand | INDIVIDUALIZED SHIRTS × MAIDENS SHO |
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model | ビッグ B.D.ドレスシャツ |
1[素材]イタリアの生地メーカーによるドレスシャツ生地
2[仕様1]台襟が高くロールが美しい襟型
3[仕様2]クラシックな胸ポケットやカフス
ブランドを象徴する「ユニバーシティB.D.」をベースにビッグシルエットで製作。1876年創業のイタリアの名門生地メーカー、コトニフィーチョ・アルビーニによる特注ストライプ生地を使用。「綿のカシミヤ」と称されるスーピマ綿は速乾性に優れ、着心地も快適。
シャツ¥31,900/インディビジュアライズドシャツ×メイデンズショップ(メイデンズショップ) パンツ¥46,200/ヘリル(にしのや)
brand | Cale |
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model | リネンバンドカラーシャツ |
1[素材]コシのある強撚リネン糸を使用
2[色]生地にしっとりと馴染んだ爽快な藍色
3[仕様]締まり具合が絶妙なバンドカラー
2018年SSより佐藤佑樹氏がディレクターを務める、注目の新進ブランド。八丁撚糸機で水をかけながら強撚したリネン糸は、本来の清涼感を備えながら、柔らかすぎず適度な張りをもち美しいシルエットをキープ。ほっこりして見えがちなリネンシャツを生地の表情と真っ青な色味で、あくまでコンテンポラリーに仕上げた。
シャツ¥35,200/カル Tシャツ¥16,500/ロエフ(ロエフ 六本木店)
brand | KAPTAIN SUNSHINE × SHIPS |
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model | シャンブレー レギュラーカラーシャツ |
1[形状]美しくラウンドしたボトムライン
2[素材]オーガニック超長綿を用いたシャンブレー
3[縫製]ドレスシャツ工場による緻密なステッチワーク
シップスによるキャプテン サンシャインへの別注は何度も行われているが、シャツは初めて。ゆったりしたオーバーサイズに、裾にかけてふんわりと広がりを見せるAラインシルエット。シャンブレー素材に軽やかにのった浅めのブルーと相まって、リラクシングな雰囲気。
シャツ¥29,700/キャプテン サンシャイン×シップス(シップス 渋谷店) パンツ¥42,900/イートウツ(インコントロ)
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Hair&Make-up:Narumi Tsukuba
Stylist:Takeshi Toyoshima
Model:Yuji Matsumoto