2021.04.03

214着をガチ試着して選んだ、この春大人が本当に着たい服BEST20【1位-5位】

総勢89人が214アイテムをガチで試して全力レビューした「みんなの試着フェス!-2021年春夏-」。「着心地のよさ」が自慢のニューカマーが台頭し、着て、見て、触って気持ちのいいアイテムの人気がより顕著に。波乱だらけの人気BEST20を発表します!

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第1位 O- ソフトシェルブルゾン

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糸の段階で耐久性撥水加工を施した二重織ストレッチ素材を採用し、動きを抑制しない最高の着心地を実現。着脱可能なフード付きで、さらにそのフードにはフェイスガードもついている。あらゆる天候に対応できる汎用性の高さが魅力だ。 ブルゾン¥59,400/オー(オーバーリバー) ポロシャツ¥42,900/スタジオ ニコルソン(キーロ) パンツ¥59,400/タリ クシュニール(シップス 渋谷店)

田中 望さん(Revolution PR)
モードとアウトドアのミックスバランスが絶妙すぎる。

宮田恵一郎さん(エディター)
いま着たいと思わせるベストなディテールが詰まっている。フードは苦手なのでスタンドカラーで着たい。文句ナシでナンバーワン!

中林龍平(UOMO編集部)
生地が柔らかすぎないので、長く着ていても丸みのあるフォルムがきちんとキープされるのがうれしい。フェイスガードは寒さを防ぐ以上に、いま必要なディテールに感じた。

松沢拓弥さん(医師)
薄すぎないシャカシャカブルゾン、待ってました!

西村信之介さん(会社員)
光沢のないマットな厚手のシャカシャカ、買うしかない!

木下古栗さん(小説家)
ビッグサイズだけど袖口や裾が絞れるのでシルエットに自由がきく。自分は痩せ型なのでこういったシルエットだとお腹まわりが変にへこみがちだけど、長いサイドポケットと張りのある生地で適度な膨らみをキープできるのがいい。襟が首に沿うように立ち上がるのがかっこいい。

小林隼士さん(会社員)
ショートアウターはベルトが見えてしまうことが多いけど、後ろの着丈が少し長い作りなのでお尻が隠れてどんなパンツとも合わせやすい。しかも裾が絞れるので言うことなし。

オクトシヒロ(スタイリスト)
誰にでも似合う普遍的なパターンが素晴らしい!

デザイナーからひと言!

前身頃、後ろ身頃、左右の袖まですべてつながっている一枚構造のボディパターンにこだわりました。縫い目を極力減らすことで雨の浸入を防ぎ軽量化にもつながっています。都市生活を送る大人には完全防水のハードシェルより蒸れずにしっかり撥水してくれるソフトシェルが最適解だろうという私たちの考えを、ぜひ着て体感してみてください。(O-デザイナー O-CHO-RUI.LAB)

第2位 Cristaseya ステンカラーコート

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ベスト20常連ブランドであるクリスタセヤの支持は根強く、今回はコットンのビッグステンカラーコートがランクイン。ボタンまでカーキで仕上げたストイックな佇まい。 コート¥159,500/クリスタセヤ(シップス 渋谷店) スウェット¥26,400/グラフペーパー シャツ¥17,600/ユナイテッドアローズ(ユナイテッドアローズ 原宿本店) パンツ¥23,100/イズネス(alpha PR) シューズ¥71,500/パラブーツ(パラブーツ青山店)

小林順平さん(BEAMS イベントプランナー)
クラシックとモードがいい具合にミックスされた雰囲気。絶妙に野暮ったいところが好き。

佐藤リッキーさん(デザイナー・YouTuber)
流行のオーバーサイズなのに普遍的に見える。上品なのに粗野。言語化できないよさがある。

川辺圭一郎さん(TOMORROWLAND PR)
ボタンの間隔が広めで、第一ボタンを外したとき首まわりがきれいに見える。これといった特徴的な装飾がないにもかかわらず、この上なくエレガント。

楊井一博(UOMO編集部)
重そうに見えてとても軽い。もう少し首元が詰まっていたらなおよかった。

森山真司さん(District UNITED ARROWS セールスマスター)
タグがなければ古着にも見える、クタッとした佇まいに惹かれる。丈が自分には長すぎるけど、肩でばさっと着たいと思う。襟が日本人にはちょっと大きすぎる気もする。

第3位 O- マグネットB.D.シャツ

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ベスト3に同じブランドが二つ入るのは試着フェス初の快挙! シルクのように滑らかな着心地に感動する参加者が続出した。 シャツ¥28,600/オー(オーバーリバー) Tシャツ¥15,400/グラフペーパー パンツ¥36,300/ニート(にしのや)

木下古栗さん(小説家)
バチッとくっつく襟のマグネットが心地よい。

池田 誠(UOMO副編集長)
マグネットで美しい形がキープされる襟、横から見たときのAラインは特筆もの。シャツジャケットとしてはおることで今までにない春アウターを見つけたようでうれしくなった。

山崎貴之(UOMO編集長)
機能寄りかと思いきや、いちばんの魅力は美しいシルエット。試着しなければわからないサプライズがある。

洒井雅博さん(農家)
こんなに軽やかな黒シャツ初めてだ。化学繊維をポジティブにとらえられる。

野口聖純さん (TEAM UOMO)
フロントポケットがやや低めについていたり、アームホールが太かったり、ポリエステルのシャツにありがちなテック要素が控えめで好印象。シャツは普段ボタンを留めて着るけど、これは全開ではおっても許せるほどドレープがきれいに出る。扱いがラクなのもいい。

第4位 POLYPLOID ウールリネンセットアップ

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ドイツ発ユニセックスブランドのセットアップ。ウールリネンの風合いや、温かみのある色などが注目された。 ジャケット¥67,100・パンツ¥49,500/ポリプロイド(ライコス) ポロシャツ¥14,300/ドレス(にしのや) Tシャツ¥13,200/コモリ(ワグ インク) キャップ¥13,750/カムズアンドゴーズ(alpha PR) スニーカー¥30,800/ニューバランス(ニューバランス ジャパンお客様相談室)

名知正登さん(ライター・エディター)
ミルクティーのような甘く優しい色に惚れた。いまの時代を象徴するセットアップだ。

小田稔郎さん(アートディレクター)
クラシックなダブルブレストと柔らかい生地のギャップに惹かれる。ゆったりしているのにだらしなく見えない。

小川翔平さん(会社員)
セパレートで着ても存在感が大きい。ダブルのジャケットはかっちりしすぎるので敬遠していたが着心地が別格なので挑戦したい。

吉﨑哲一郎(UOMO編集部)
流れるようなパンツのシルエットが最高。生地の特性を存分に生かしている。

綾 瞳さん(会社員)
ダブルのセットアップが大好き。リネン独特の落ち具合とリラックスシルエットがうまくマッチしている。パンツの太さに対してジャケットが少しコンパクトなのも収まりがいい。

第5位 ATON リネンジャケット

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生地に定評のあるエイトンがミリタリージャケットを柔らかなリネンでアップデート。一枚仕立てなので夏のはおりとしても重宝する。 ジャケット¥64,900/エイトン(エイトン青山) Tシャツ¥12,100/サンスペル(サンスペル 表参道店) パンツ¥18,700/スティーブン アラン(スティーブン アラン トーキョー)

児玉孝志さん(BEAUTY&YOUTH PR)
リネンのとろみを最大限生かすシルエット。

眞野聖平さん(理学療法士)
エンジの色、柔らかい生地など男くさくないミリタリージャケットにやっと出会えた。このバランスは初めて。

佐藤高正さん(会社員)
夏のアウターは暑苦しいと思っていたけど、脇の下や身幅が広くデザインされていてとても涼しい。これでカーキだったらスルーしていたけど、バーガンディなら普段着に合わせてみたくなった。色、素材、シルエット、どれをとっても好きな要素しかない。

山崎貴之(UOMO編集長)
ミリタリーアイテムは押し並べてアパレルブランドよりリアルな軍モノがいいと思っているけど、もうそういうこだわりは捨てていいかもしれない。

柳 雅幸さん(MAIDEN COMPANY プレス)
バーガンディはとてもセクシーな色。こういう色気は大人になったからこそまといたくなる。洗濯機で洗ってシワシワにして着たい。オーバーサイズに食傷気味なのでシルエットはもう少しタイトでもよかった。




Photos:Reiko Toyama
Hair:HORI[bNm]
Stylist:Toshihiro Oku
Models:Jeremy Tema Scott

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