トートかリュックかショルダーか。タイプもさまざまなら、選ぶ視点もさまざま。デザイン? 実用性? TPO? ファッションの達人たちが日々愛用している6個のスタメンバッグ。
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MARNI×PORTER バッグくらいは、かわいげのあるものを(笑)
小松嘉章さん(35歳・スタイリスト)
モダンなマルチカラーが目をひくマルニ×ポーターを愛用する小松さん。「基本は車なのでバッグを持つのは打ち合わせのときくらい。だからこういうかわいげのあるデザインを楽しむのもいいかなと。PCと書類がコンパクトにまとまるサイズ感も魅力です」。
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EASTPAK コートやジャケパンにも違和感なくいけるリュック
辻典秀さん(36歳・ユナイテッドアローズ プレス)
辻さんにとって毎日の通勤時に欠かせないのがUA別注の旧ロゴイーストパック。「過剰なデザインや仕切りのない普通の感じに愛着が湧いています。コートとの相性もよく、なんならジャケパンくらいでも全然OK」。中には仕分け用にクラッチを入れているとか。
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Aeta ギミックのきいたポケット使いがとても便利
霜降高明さん(35歳・alpha PR プレスマネージャー)
霜降さんが「最近いちばん好きなバッグブランド」というアエタのコットンバッグ。「同素材の2枚仕立てで、上の切りっぱなし部分が仕分けポケットになっています。エコバッグ風のライトな見た目なのに実は機能的、というさりげないデザインに惹かれます」
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POSTALCO 最低限の容量をキープできて、場所取らず。旅先の強い味方
柿本陽平さん(35歳・フリープランナー)
「普段はモノが取り出しやすいから圧倒的トート派」と語る柿本さんだが、出張時はリュックを。「多くのショールームを回るので出張先では手ぶらでいたい。もらう資料は書類ばかりだから、この容量で十分OKなんですよね。薄型なので人混みの中でも安心です」。
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CHAMBORD SELLIER 老舗ブランドなのに今っぽくて、さりげない
井田正明さん(31歳・スタイリスト)
「アクセサリー感覚といったら大げさですが、バッグは実用性よりファッション性。ちょっとしたデザインが欲しい」と井田さん。シャンボール セリエのトートは「打ち合わせをはじめきちっとしたシーンで愛用してます。『それどこの?』って、よく聞かれますよ」。
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THE NORTH FACE 用途ごとにいろんな持ち方ができるユーティリティさが○
本庄克行さん(39歳・スタイリスト)
本庄さんが仕事とプライベート両方で重宝しているというザ・ノース・フェイス。「職業柄、以前は手ぶらか大荷物のどちらかでしたが、これがその中間を埋めてくれました。リュックにもボストンにもトート的にも使えるオールマイティ感がとても便利です」。
Composition&Text:Kai Tokuhara